大人が知らない携帯サイトの世界 ~PCとは全く違うもう1つのネット文化~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)

大人が知らない携帯サイトの世界 ~PCとは全く違うもう1つのネット文化~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)(Amazon)

最近盛り上がりを見せている『ケータイサイト』とその利用者である『ケータイ世代』と、これまでインターネットを引っ張ってきた『PC世代』の対比などについて紹介されている。

『ケータイ世代』って何よ?

的な方はさらっと読むことをオススメしたい。

以下簡単に紹介とメモ。
(ちなみに僕自身の発想は思いっきり『PC世代』なので悪しからず)


  1. 『ケータイ世代』の出現
  2. 年齢層としては10代~20代前半の若者が中心。PCの補助としてケータイを利用するのではなく、ケータイメインでサービスを利用している。
    これまで『ケータイ世代』は学生を中心とした比較的購買力が高くない層であったたがここ数年で、彼らが新卒として社会人になり始めているため、これまでは軽視されがちであった『ケータイ世代』に向けたサービス開発やマーケティングが実施されるようになるだろう。

    ケータイ世代とPC世代を、生まれ年でざっくり分類すると、
    1980年以前の生まれ…主にPC世代
    1980~1990年の生まれ…PC世代とケータイ世代の中間←ちなみに自分ここ。思いっきりPC世代な発想。
    1990年以降の生まれ…主にケータイ世代
    という感じだろうか。

  3. PC利用者は首都圏に集中する傾向。ケータイの利用者は全国に分散している。
  4. PCのインフラは首都圏に集中するが、携帯電話事業においては全国ほぼ均一にインフラが整えられる(時間的な差はあるにしろ)という、インフラ面の差があるため、ケータイの利用者は人口分布に近くなる(PCサイトのそれと比較して)
    首都圏に住んでいる身としてはあまり意識することは無かったけれど、地方都市ではブロードバンドサービスは確かに提供されにくい部分があるので、ケータイが重要なネットインフラになる。というのは納得。

  5. ケータイ世代の自己アピール、PC世代の自己アピール
  6. PC世代がよく利用するサイト⇒mixiなど。
    ⇒『知り合い』などの限られた範囲に対するアピール
    ケータイ世代の自己アピール
    ⇒クリエイティブ性を強く意識した、『自分の作品を世に出したい』という欲求の実現。

    とされている。
    どちらかと言えば、個人的には逆なんではと思っていたんだけれども、世代という意味で考えると若い人々の方がクリエイティブ性が高い活動をするというのは何となく理解が出来る。
    ただし、若い世代が手にしやすいツール、『ケータイ』のクリエイティブ性はPCと比べると限られているから、どうしても限られた作品しか世に出てこなかった。そんな環境の中で最近出てきたのがいくつかの『ケータイ小説』なのかなぁとか考えた。

  7. ケータイ世代 VS PC世代の対立
  8. SNSや掲示板などのコミュニティのサービスで、ケータイ世代とPC世代のコミュニケーションに軋轢が生じているというお話。

    ぉはよぉ
    などの小文字を使って表現を行うケータイ世代のコミュニケーションが受け入れにくいという、『PC世代』がいるのは理解できるし、どちらかと言えば僕自身もそうではあるけれど、PCの世界においても初心者 – 上級者間での対立なんてあるわけだし、特に変わったものでは無いと思うけれど。

大人が知らない携帯サイトの世界 ~PCとは全く違うもう1つのネット文化~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)(Amazon)