モバイルマシンのポジショニング

199$PCとして世界中を沸かせたEeePCであったり、(個人的に)日本の『匠』のイメージの工人舎であったりと、その昔LibrettoLシリーズを愛用していた自分にとって、イイ!と言えるようなミニノートPCが増えてきたのがとても嬉しい今日この頃。

しかし、LibrettoLシリーズがそうであったように、モバイルマシンのこれまでの歴史は決して輝かしいものではなく、さまざまなマシンが発売されては姿を消していった悲しい事実を思い出す…。
そこで、LibrettoLシリーズが現役だった頃とはまた違う、現在の市場に出回っている製品を分類してみた。

ミニノートPC EeePC、工人舎の7インチノートPCなど
UMPC
(Ultra Mobile PC)
BRULE社製品、VAIO type Uなど
スマートフォン EM・ONE、アドエス、PalmOS搭載機など

各カテゴリの製品は、サイズ・性能が異なるものの、『モバイルマシン』としては競合関係にある。性能で考えると、ミニノートPCの性能が高いものの、携帯性はUMPC、スマートフォンに劣る。

ミニノートPCはあくまでも『PC』であって、いわゆるケータイ世代ではなく『PC世代』が外出先でも気軽に『PC』を使うためのものであると思う。
現在発売されているようなUMPCでは、サイズ的な制約により、QWERTYキーボードを備えたスマートフォンと、入力の快適さという面においてそう差は無いように思える。

価格面で考えると、ミニノートPCは価格競争力が高く、一方でミニノートPCに比較すると性能は劣るものの、携帯性という面で長があるスマートフォンも、インセンティブのおかげで入手は比較的気軽に可能。
残ったUMPCは10万円台後半~の価格帯が多くなっており、ミニノートPC、スマートフォンよりも遥かに金額が高い。

以上を踏まえて考えると、
これまでUMPCが担ってきた事はスマートフォンに、
これまでUMPCが担えなかった事はミニノートPCに、
それぞれリプレイスされてしまうんではないだろうか。

というわけで
ミニノートPCとスマートフォンの間に挟まれて相当な苦戦を強いられるんではないだろうか…。
個人的には各カテゴリの製品がそれぞれ競争しあって発展していくことを希望。

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