Palmの強みは、自社サービスが無いこと。

Palm Preが、複数のプラットフォームを横断的かつシームレスに扱えるという仕様を実現した背景などについてキレイにまとめられているエントリを発見した。

[Palm] Palm Pre(mobile54’s blog)

Windows MobileならExchange、WindowsLiveなどのMS系サービス
iPhoneならiTunes系サービス
AndroidならGMail、PicasaなどのGoogle系サービス

という感じで、各陣営ともプラットフォームに固有のサービスが自前であるので、どうしても自前のサービスとの連携が優先になってしまうきらいがどうしてもあったわけです。

かつてPalmにはPalm Desktopというサービスがあって、PCとPalmでスケジュールなんかを同期する事が出来て便利だったのだけれど、PalmがOS会社とハードウェア会社に分割され、Palm OSの採用が採用されたマシンが出なくなったので、今もPIMデータをPalm Desktopで管理している方というのはかなり数が少ないだろう。

どこかのサービスが飛び抜けて便利か、あるいはどっぷりと漬かっていれば単一のサービス/プラットフォームで良いのだろうけど、将来に渡ってどのサービスが伸びるか、使いやすいか、使い続けられるかはわからないわけで、それらを横断的に利用できるのが、新Palmのメリットになりそう。

ただ、そのメリットを生み出せた拝啓としては、競争力のある自社サービスを持たなかった(持てなかった)からで、ケータイキャリアで言うと、競合より先にフルブラウザ搭載端末を提供開始したWILLCOM的なアプローチに近いと言える。

Palm Pre、日本で発売されなくとも良いので、日本で使える仕様になって欲しいな…。