Vision 007HW ファーストインプレッション

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

SoftBankから発売されている『Vision 007HW』をお借りして2週間程度使ってみたので、簡単にファーストインプレッション。
*ちなみに、プリインされている『FSKAREN』についてのレビューは既に以下のエントリで紹介したとおり。
Vision 007HWにプリインされているFSKARENへの不満 | shimajiro@mobiler

  1. レスポンスは思いのほか快適
  2. Vision 007HWを触って一番驚いたのは、思いのか端末のレスポンスが良くて操作にストレスが少ないこと。

    流石に『GALAXY S2(SC-02C)』と比べると劣る面はあるものの、端末サイズやコンセプトが違う二台を純粋にスペックで比較してもあまり意味は無くて、『ハイエンド端末』と思っていなかった007HWのレスポンスは思いのほか快適だった(^ ^)

    感覚的には、第4世代iPod touchを使っているときと同じような操作感で、最新のデュアルコア端末にはかなわないながらも、『使っていて常にイライラする』という事も無く、十分実用的な速度で動くことは、極めて基本的ではありながらも重要な要素だと思ったので、真っ先に紹介したいポイント。

    搭載しているCPUを調べてみると、第二世代Snapdragonの『MSM8255』となっており、同じCPUを搭載している端末としては、Deisre HD(001HT)や、Xperia arc/acro/rayなどがある。
    これらの端末を触ってみてもわかるとおり決して『最新、最速』のスペックではないながらも、必要十分な速度で操作が出来る端末だった(^ ^;

  3. 端末サイズはコンパクトでホールド感は良い
  4. Xperia rayのように幅が細くは無いけれど、サイズとしてはほぼ第4世代のiPod touchと同等のサイズで、厚みが少々厚いけれど、手に持った時のホールド感は悪くない。

    ハイエンド系のスマートフォンのディスプレイが4インチを越える中で、ディスプレイサイズを3.7インチに抑えたこともあって、持ちやすさ&ホールド感では4インチ越えのスマートフォンよりも良い感じ。
    同じCPUを積んだ端末という意味でDesire HDと比較すると、Desire HDは端末が分厚いこともあって『手に余す』感じがしたけれど007HWであれば『手のひらに収まる』感覚でホールドできる(^ ^)

    ■007HWのサイズ比較

    *左から007HW、iPod touch第4世代、GALAXY S2

    ■007HWの厚さ比較

    *上からiPod touch第4世代、007HW、GALAXY S2

  5. スリープの解除は電源キーでの操作が必要でやや手間
  6. 端末サイズがコンパクトでホールドしやすいのとは反面、残念な点としては端末のスリープ解除は端末の左上にある『電源キー』でのみ操作を受付けるため、頻繁に電源キーまで手を伸ばさなければいけないのは少々手間。
    ⇒最近使う機会が多いGALAXY S2や、iPod touchは『HOMEキー』でスリープの解除が出来るようになっているので、スリープの解除の度に端末をホールドしている端末の下の部分から、電源キーに手を伸ばすのは地味だけれどそれなりに手間(^ ^;

  7. 『ラウンドガラス』搭載のメリットは謎
  8. Vision 007HWで積極的にアピールされている『ラウンドガラス』搭載のメリットは実用上は特に無くて『デザイン的にかっちょ良い』という点に限ると思うのだけれど、その割には見た目に目立つわけでもなく、なんだか中途半端なのにやたらアピールされているように思えている…(^ ^;

  9. SoftBank回線利用時の通信などなどは不明
  10. 今回端末をお貸出頂くにあたって、回線はお借りすることが出来なかったので、普段端末を使うように各社のモバイルWi-Fiルータ経由で通信を行っていたので、販売キャリアであるSoftBankでの利用時に、どれだけ快適に通信できるか?は不明(^ ^;

と言うわけで、Vision 007HWがどんなユーザにとってオススメかというと、スマートフォンに興味はあるけれど、ハイスペックスマートフォンに多くある4インチ以上のサイズはちょっとゴツイのでもう少しコンパクトで薄い端末が欲しい。と思っているユーザに丁度良く『実用的なスペックとコンパクトなサイズでバランスの取れたスマートフォン』であると思う。

ただ、そんな中でもスペック面の不満をあげるとすれば赤外線通信に対応していないことで、『ワンセグもおサイフもいらないけれど連絡先の交換は赤外線でないと』な方にとっては赤外線非対応がネックになりそう(^ ^;

007HWのメーカーであるHuaweiはどちらかと言うとスマートフォンなどの端末というよりは、基地局だったりインフラベンダーとしてのイメージがあったけれど、今年のMWC 2011で展示されていた端末を見たり、今回007HWを触ってみたりして端末メーカーとしても十分競争していけるんじゃないかと感じたので、個人的にはハイスペック端末の投入も頑張って欲しいなと(^ ^;

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
スポンサーリンク

運営者をフォローする