ANAの国内線全線が 5,250円/片道!ANAの『海外乗継割引』を使うと国内線がかなりお得(区間マイル積算率100%)

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ANAの国際線予約について調べていたら『海外乗継割引スペシャル』という名称で、国内線全線が5,250円/片道になる割引があることを知った。

『海外乗継割引スペシャル』については、以下ページにて説明されている。

日本各地からの乗り継ぎ国内線運賃│海外航空券│ANA国際線
0403_ANA.jpg

上記のページでわかりにくいのが、

(1)国内線の到着時刻から、24時間以内に国際線に接続する場合の割引
⇒ 特別な割引の名称なし
(2)国内線の到着時刻から、24時間以上経過後に国際線に接続する場合の割引
⇒ 海外乗継割引スペシャル

の二つの(非常によく似た)割引制度が説明されている点で、今回はより適用条件が広い『海外乗継割引スペシャル』を中心にご紹介。

以下、具体的な旅程と適用される割引の種類の解説。

  • 単純に海外との往復航空券を購入した場合
  • 0403_ANA_02.jpg

    [国際線]東京 ⇔ バンコク:63,910円

    今回のエントリでは、上記の国際線と同時に国内線を予約する場合に適用される各種割引と、想定される使い方について紹介。

  • パターン(2)札幌から東京経由でバンコクを往復するパターン (乗継時間24時間以内)
  • 海外乗継割引スペシャル(このケースでは厳密には違うけど、ほぼ同じ割引として紹介する)を適用させる最もオーソドックスなパターンとしては、地方から国内線で成田空港などに移動したあとに国際線に乗り継ぎするパターンで、例としては以下。

    0403_ANA_04.jpg

    [国内線]新千歳 ⇔ 東京:10,170円
    [国際線]東京 ⇔ バンコク:63,910円
    ——————————-
    合計金額:74,080円

    上記のパターンは『24時間以内の乗継』なので『海外乗継割引スペシャル』ではなく国内線部分にも『エコ割5』が適用されている。(この場合に適用される割引の具体的な名称は不明)
    ※羽田空港の施設利用料が170円必要になるので、合計で10,170円になる。

  • パターン(3)札幌から東京経由でバンコクを往復するパターン (乗継時間24時間以上)
  • パターン(2)の乗継時間が24時間以上になると『海外乗継割引スペシャル』が適用される。

    0403_ANA_05.jpg

    [国内線]新千歳 ⇔ 東京:10,670円
    [国際線]東京 ⇔ バンコク:63,910円
    ——————————-
    合計金額:74,580円

    国内線到着から24時間以上経過後に、国際線乗継となるため『海外乗継割引スペシャル』が往復共に適用されている。

    使いようにもよるけれど、このパターンでは東京に24時間以上滞在することが可能なので、乗継の際にしばらく東京に滞在することが可能になる

    上記は『海外乗継割引スペシャル』が適用されるパターンとしては、比較的オーソドックスなパターンと言える。

  • パターン(4)国内線 ⇒ 国際線の乗継ではないルートで『海外乗継割引』を適用させる
  • 今回調べてみて『面白いなー』と思ったのが、海外乗継割引を、国際線への乗継に使わないパターンでも適用可能となっている点で、具体的なルートは以下。

    0403_ANA_03.jpg

    [国内線]新千歳 ⇒ 沖縄:5,250円
    [国際線]東京 ⇔ バンコク:63,910円
    [国内線]沖縄 ⇒ 新千歳:5,250円
    ——————————-
    合計金額:74,410円

    新千歳 ⇒ 沖縄 ⇒ 東京 ⇒ バンコク ⇒ 東京 ⇒ 沖縄 ⇒ 新千歳のように、
    国内線と国際線が全く関係の無い(乗継ではない)旅程でも『海外乗継割引スペシャル』を適用できる。

    仮に東京在住者が上記旅程で移動するためには、別途東京 ⇔ 新千歳間の往復チケットを購入する必要があるので少々使い勝手が悪い部分があるけれど、上記のようなパターンで片道だけ国内線航空券を購入する場合でも『海外乗継割引スペシャル』が適用可能になる(詳細は後述)

    また、『海外乗継割引スペシャル』利用のメリットとしては、国内線が5,250円/片道と激安になるだけでなく該当区間(国内線)のマイル積算率が100%となるので、ANAマイルが貯まりやすい。というのも特長。

    上記の例では、新千歳 ⇔ 那覇の国内線登場で貯まるマイルが、東京 ⇔ バンコクで貯まるマイルとほぼ差が無くなっているので『効率的にマイルを貯めたい』という方にもオススメ。

  • パターン(5)国際線航空券 + 国内線片道航空券で『海外乗継割引スペシャル』を適用するパターン
  • パターン(4)は往復共に海外乗継割引スペシャルを提供させた例だけれど、『海外乗継割引スペシャル』は片道だけの適用も可能になっているので、国際線往復の前(または後)に、国内線を予約すると、該当の1区間を片道5,250円で購入できる。

    0404_ANA_06.jpg

    [国際線]東京 ⇔ バンコク:63,910円
    [国内線]羽田 ⇒ 石垣:5,420円
    ——————————-
    合計金額:69,330円

    パターン(4)と同じく、国内線と国際線の乗継が24時間以上(このケースでは約2か月)で、片道だけ海外乗継割引を適用させるパターン。

    このパターンでは、国際線の予約とは全く関係の無い期間(約2か月後)で国内線の片道航空券を購入しているけれど、こういった旅程でも『海外乗継割引スペシャル』が適用可能。

    上記例では、石垣島 ⇒ 東京に戻ってくる航空券を別途手配する必要がある(海外乗継割引スペシャルは、国内線の連続した区間は適用不可能なため)けれど、それでも東京 ⇒ 石垣島が5,250円(基本的に日程の縛りなし)で予約が可能なのは利用価値が大きい。

    また、

    [往路]LCCのキャンペーンで安売りされやすい平日(火〜木)を片道で購入
    [復路]LCCのキャンペーンで安売りされにくい土日は『海外乗継割引スペシャル』で片道

    という組み合わせにすると、例えば往路はLCCで目的地まで移動し、復路はANA便で週末に帰ってくる。という組み合わせが可能になる(^ ^)

    そんなわけでANAの『海外乗継割引スペシャル』の適用条件を整理すると

    ・国際線航空券の購入と同時に国内線航空券を購入する(片道/往復の縛りなし)
    ・国内線で移動したあと、さらに国内線の移動になる(2区間以上連続した国内線)の2区間目以降は適用不可

    という程度で、非常に縛りが緩く国内線の航空券購入が安く(5,250円/片道)で可能になっているので、国際線航空券を購入するタイミングで、国内線も『オマケ』に購入する。というのも悪く無いのかなと(^ ^)

    ■海外乗継割引のメリット
    ・日程、区間を問わず国内線全線が5,250円
    ・国内線の区間マイルが100%積算できる

    ANAの国内線航空券購入は以下より。
    航空券 予約・空席照会・運賃案内・国内線|ANA

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