Amazonで買えるSIMフリーのモバイルWi-Fiルータまとめ – 2015年8月版

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Amazonで購入可能な「海外で使えるSIMフリーのモバイルWi-Fiルータ」情報のまとめ。

  1. ドコモ系のモバイルWi-Fiルータ:スペックの割には本体代が割安
  2. L-01GやHW-02Gなど、ドコモ系の(=ドコモから発売されている)モバイルWi-Fiルータは、スペックの割に本体代が安く購入可能となっているのが一つの特長。

    LGの「L-01G」は連続通信時間がLTE接続時で20時間、3G接続時で18時間と非常に長く、基本的には「1日中フルに使える」モバイルWi-Fiルータで、海外渡航時などにはモバイルWi-Fiルータのバッテリ切れを気にする心配が無い。と言う点では特に使い勝手が良い。

    LG系のモバイルWi-FiルータはL-03E → L-02F → L-01Gと世代が新しくなる毎に連続通信時間が長くなっているので、モバイルWi-Fiルータのバッテリ残量を気にすることなくデータ通信を利用したい。という方にはオススメできる。
    ※本体&バッテリが大型化しているという面もあるけれど…。

    ただし、もともとはドコモでの利用に最適化された機種であるため、購入時点からSIMフリーとなっていない点(解除手続をドコモショップにて行う必要がある点)や、対応周波数は基本的にドコモ向けとなっているため、対応する周波数の不一致を理由に海外の通信事業者の4G LTEに接続できないなどの不都合もあり得る点は注意すべきポイントではある。

    また、基本的には渡航先のSIMカードのAPN設定などなどを手動で行う必要があり、モバイルWi-FiルータのAPN設定を現地空港やショップにて代行してもらうのは、スマートフォンの設定を代行してもらうのと比べるとややハードルが高いかもしれないので、APN設定などなどは自力で行えるように準備しておくことをオススメ。

    一方で、製品そのものが日本向けに作られているので、各種画面の説明内容などなどが日本語表記されており、タッチパネルを使った操作がし易い(L-01GはAPN新規作成も単体で可能)となっている点は、特に初心者にとっては安心できるかも。

    ドコモのモバイルWi-FiルータのSIMロック解除手続は、スマートフォンやタブレットと異なり、当日その場では手続が完了しない(完了まで1週間程度の時間が必要となる)ので、SIMロックを解除して海外のSIMカードで利用する場合はその辺りを計画的に行う必要がある。なお、既に販売されているL-01GおよびHW-02Gの両機種については「2015年5月1日以前に発売された機種」であり、いわゆる「白ロム」の購入であってもSIMロック解除を行うことが可能となっている。

    購入タイミングによって価格は変動するものの、同時期に販売されるSIMフリーのモバイルWi-Fiルータと比べると、5,000円 〜 10,000円程度割安で購入可能な事が多くなっており、8月4日現在の販売価格はL-01Gで約15,500円、HW-02Gで約18,000円となっている。

    L-01Gの白ロムは以下より。

    docomo Wi-Fi STATION L-01G docomo Wi-Fi STATION L-01G

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    HW-02Gの白ロムは以下より。

    docomo Wi-Fi STATION HW-02G ホワイト 白ロム docomo Wi-Fi STATION HW-02G ホワイト 白ロム

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  3. MR04LN – デュアルSIM + SIMフリーで国内外キャリアの4G LTEが使える
  4. NECプラットフォームズがから発売されているモバイルWi-Fiルータ「Aterm MR04LN」は、公式に「SIMフリー」仕様となっているだけでなく、モバイルWi-Fiルータとしては珍しいデュアルSIM対応で、どちらのSIMスロットでも4G LTEが利用可能となっている。(通信するSIMカードの切替の際は再起動が必要となる)

    ■MR04LNはデュアルSIMに対応

    単純に「デュアルSIM」かつ「SIMフリー」となっているだけでなく、対応する4G LTEのネットワークも広め。公式サイト上に掲載されている4G LTEの対応周波数は、B1/B3/B8/B11/B18/B19/B21/B17の8バンドで、国内向けに販売されているモバイルWi-Fiルータとしては対応している周波数は多め。なお、海外で4G LTE接続が問題無いことも確認済み。

    ■MR04LNを台湾の「中華電信」で使う

    MR04LNも基本的には「ドコモおよびそのMVNO」での利用がメインであると考えられるけれど、発売時点からSIMロックフリーとなっている点や、デュアルSIMに対応している点、対応している周波数が広い点ではドコモのモバイルWi-FiルータをSIMロック解除して使うよりも海外での利用価値は高い。

    ただし、ドコモ系のモバイルWi-Fiルータと同じく、APNの設定などなどは自動では行われないため、海外のSIMカードで利用する場合は、事前にAPN設定情報などなどを調べておくことや、自力でAPN設定が行えるように準備しておくことをオススメ。(MR04LNは単体でもAPN設定が一応可能。使い勝手はそれほど良くないけれど…)

    MR04LNは、発売が開始されてから日が浅い事もあって販売価格が高め(約25,000円程度)になっているのはネックだけれど「普段はドコモまたはMVNOで使って、たまに海外で渡航先のSIMを使いたい」という方向には丁度良いモバイルWi-Fiルータと言える。

    MR04LNのAmazonでの販売ページは以下より。

    NEC Aterm MR04LN 3B【OCN モバイル ONE マイクロSIM付きセット】LTE対応 モバイルルーター 月額900円(税抜)~ NEC Aterm MR04LN 3B【OCN モバイル ONE マイクロSIM付きセット】LTE対応 モバイルルーター 月額900円(税抜)~

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  5. 海外向けルーター:4G LTE対応モデルが15,000円前後
  6. 海外向けに販売されているモバイルWi-Fiルータは、Huaweiの「E5372」や「E5776」などがAmazonにて購入可能。販売価格はE5372が15,000円以下、E5776が18,000円前後となっており、価格はE5372の方が安価。

    連続通信時間や販売価格などを考慮すると、E5776の方がスペック的にはハイスペックと言えるけれど、個人的にはバッテリが着脱不可能でる点や、実際の使用時の通信の安定性などの面から、E5776シリーズよりもE5372シリーズの方がオススメできる。

    E5372(およびE5375)はSIMスロットがレギュラーSIMとなっているものの、レギュラー/micro/nanoのいずれのサイズでも読込が可能となっているのも、海外のSIMカードを複数の端末で使う場合は心強い。
    関連エントリ:SMARTのLTEに対応したモバイルWi-Fiルータ『E5372』はノーマルSIM、microSIM、nanoSIMが利用可能(自己責任にて) | shimajiro@mobiler

    E5372の販売ページは以下より。

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    E5776の販売ページは以下より。

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  7. 海外向けルーター:4G LTE非対応モデルなら8,000で購入可能
  8. HuaweiのE586は、実売価格が8,000円前後のSIMフリーモバイルWi-Fiルータ。

    4G LTEには非対応だけれど、HSPA+の下り最大21.6Mbpsには対応しているので、対応エリア内ではそこそこの通信速度が期待できそう。ただし、連続通信時間は4.5時間(スペック値)と短めなので、長時間使用する場合はモバイルバッテリーなどと組み合わせて使うことが必要。

    通信速度などにはそれほど拘らない。と言う方がコストパフォーマンス重視で選ぶのはあり。

    Huawei 新モデル E586 モバイル WIFI ルーター下り最大21Mbps Mobile WiFi (SIM フリー 版) (シルバー色) Huawei 新モデル E586 モバイル WIFI ルーター下り最大21Mbps Mobile WiFi (SIM フリー 版) (シルバー色)

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    海外向けのモバイルWi-Fiルータは、基本的に設定画面などなどが英語であることが多いので、各種設定変更などなどを行う場合は、初見だとわからないことがあるかもしれない。という点はご注意を。(慣れてくれば内容自体は難しくは無いので、慣れている方にとっては大きな問題ではない)

  9. 世界60か国対応、通信料は1日あたりUSD 10のモバイルWi-Fiルータも
  10. その他、SIMフリーのモバイルWi-Fiルータに近いカテゴリの商品としては、Skyroam社の販売する「Skyroam Hotspot」が世界60か国に対応しており、通信料は1日あたりUSD 10。

    料金的にはモバイルWi-Fiルータのレンタルより若干割高となっているものの、海外ローミングでの上限料金(1日あたり2,980円)と比べれば割安。

    アカウントを有効化した後は基本的に「電源ONだけで現地回線に接続できる」モバイルWi-Fiルータであり、料金やサービスが非常にシンプルなのが特長。「回線種別や接続先事業者など細かいことは気にしないから渡航先でデータ通信が使えれば良い」という方にはピッタリな製品。

    Skyroam HotspotはExpansysで約15,000円で販売されている。
    ※ExpansysのSkyroam Hotspotには5日間分のサービス料金が含まれている。

    Skyroam HotSpotのExpansysでの販売ページは以下より。

    Skyroam Hotspot (Global WiFi, Unlimited Data)
    Skyroam Hotspot

  11. SIMフリースマートフォン:20,000円前後でも購入可能
  12. 最後に紹介するはモバイルWi-Fiルータではなく、SIMフリーのスマートフォン。20,000円前後で購入可能なSIMフリーのスマートフォンでコストパフォーマンスが高いのがLG G2 mini。

    モバイルWi-Fiルータがデータ通信専用端末となっているのに対して、SIMフリーのスマートフォンをテザリングでデータ通信ができる他、当然端末単体をスマートフォンとして利用することも可能。

    海外のSIMカードは、SIMカードを挿した状態であれば、スマートフォンからのチャージがカンタンに行えるSIMカードもあり、モバイルWi-Fiルータと比べて利便性が高いという面がある。

    ただし、こちらで紹介しているLG G2 miniも基本的には対応周波数は日本国内向けに最適化された機種であるため、海外の広いエリアで4G LTEが利用可能とはなっていない。(対応するLTEの周波数はB1/B3/B19)

    NTT Communications Corporation LG G2 mini【OCN モバイル ONE  音声通話+LTEデータ通信マイクロSIM付】 一括購入  LG-D620J NTT Communications Corporation LG G2 mini【OCN モバイル ONE 音声通話+LTEデータ通信マイクロSIM付】 一括購入 LG-D620J

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