ドコモ:TD-LTEサービスを提供開始、対応機種はモバイルWi-Fiルータ「HW-01H」から

ドコモは、2016年6月29日(水)よりTD-LTEサービスを提供開始。第一弾の対応機種はモバイルWi-Fiルータの「HW-01H」で同日より発売となる。

■ドコモ:下り最大370Mbps対応のモバイルWi-Fiルータ「HW-01H」
下り最大370Mbps対応、HW-01Hを発表

ドコモのTD-LTEは、新しい周波数帯である3.5GHz帯(B42)を使って提供され、既存のFDD-LTEとの組み合わせにより東名阪エリアでは下り最大370Mbps、その他全国エリアでは332.5Mbpsの通信が利用可能となる。
※2016年6月29日(水)時点では、下り最大370Mbps・332.5Mbps対応エリアは一部エリアのみ。

■下り最大370Mbpsのイメージ図
HW-01H:下り最大370Mbps

ドコモは既に、Galaxy S7 edgeおよびXperia X Performanceを対応機種として下り最大375Mbps対応サービスを提供しているため、HW-01Hの「下り最大370Mbps」は下り通信速度のスペック面では最速にはならない。

ただし、新たに提供が開始される3.5GHz帯(B42)に対応する機種はHW-01Hのみ(2016年夏モデルで)となっているため、新しい周波数帯はしばらくの間、HW-01Hを使っているユーザのみが利用できる帯域となる。
※海外から対応機種が持込されるケースなどは除外して考えば。

国内の通信事業者では、KDDI(およびUQコミュニケーションズ)も下り最大370Mbps対応の「Speed Wi-Fi NEXT W03」を投入するため、下り通信速度だけで比較すればW03とHW-01Hはスペック的には同一ではある。

ただし、KDDI系の「W03」が(既に利用者が多い)既存の周波数帯の組み合わせによって下り最大370Mbpsを提供するのに対して、ドコモのHW-01Hが対応する3.5GHz帯(B42)については発売からしばらくの間はそれほどトラフィックが混雑するとは考えにくく(対応機種が少ないため)、帯域が空いているという点で、HW-01Hの方有利と言える。

国内の大手通信事業者では、KDDI陣営がWIMAX 2+として、ソフトバンク陣営がAXGPとしてTD-LTE(のような)サービスを提供しているため、ドコモがTD-LTEを提供開始したことにより、国内大手3社よりTD-LTE(およびそれに近い)サービスが提供されることになる。

ドコモオンラインショップでのHW-01H販売ページは以下にて。
Wi-Fi STATION HW-01H – ドコモオンラインショップ