韓国・ソウルで中国移動香港のプリペイドSIMの4Gローミングを使う

韓国に1日滞在する用事があったので、滞在中のインターネット接続手段として中国移動香港のプリペイドSIM「4G/3G Data & Voice Roaming Prepaid SIM Card」(4G/3G數據及話音漫遊儲值卡)4G LTEローミングを使ってみた。

■中国移動香港のプリペイドSIMをGALAXY S6 Edge(SM-G9250)で使う

中国移動香港のプリペイドSIMに関する紹介は以下エントリにて。
日本・中国・台湾・韓国・フィリピンの4G LTEが使える中国移動香港のプリペイドSIMがAmazonで2,280円 | shimajiro@mobiler

今回使った中国移動香港のプリペイドSIMでの4G LTEローミングの料金は1日辺りHK$ 98(約1,500円)。

■国際ローミング料金(1日あたり上限)
中国：HKD 68
日本：HKD 98
台湾：HKD 98
韓国：HKD 98
フィリピン：HKD 98
※4G LTEローミング利用可能な国のみ記載。

韓国では、仁川空港や金浦空港などでモバイルWi-Fiルータのレンタルサービスを提供されており、価格的には現地でモバイルWi-Fiルータをレンタルした方が安価ではある。
※韓国のモバイルWi-Fiルータのレンタルは1日あたり8,000ウォン(約900円)前後で可能。

■韓国：仁川空港でのモバイルWi-Fiルータのレンタルカウンター

ただし、モバイルWi-Fiルータをレンタルして使う場合、Wi-Fiルータのレンタルおよび返却手続に時間を要する上に、空港でルーターを返却してから飛行機に搭乗するまでの間のインターネット接続が不便(空港Wi-Fiはあるけれど…)になる、スマートフォンなどなどとは別にモバイルWi-Fiルータの電源管理も必要になるなどの点がデメリットがとなる。そんなわけで、今回は使い勝手を優先させて中国移動香港のプリペイドSIMを4G LTEローミングを使うことに。

台湾版のGALAXY S6 Edge(SM-G9250)との組み合わせで使った限り、ソウル市内では屋内外で4G LTEの快適なデータ通信を利用することができ、LTE接続中は「データ通信が遅い」と感じることは無かった。ただし、まれにデータ通信が切断されていることがあり、そのまましばらく放っておくと再度データ通信が有効になる。ということが何度か発生した。(頻発というほどでも無いので、大きなストレスではないけれど。)

今回試した限りでは、下り数十Mbpsを越えるような超高速を記録することは無かったけれど、それでも極端に通信速度が低下するようなことは無く、快適にデータ通信を利用することができた。

今回利用した中国移動香港のプリペイドSIMは、香港および中国大陸でのデータ通信量については「1日あたり1GBで速度制限対象となる」という内容の記載があるけれど、少なくとも国際ローミングでは香港・中国大陸以外で1日1GB以上の通信を行っても速度制限の対象にはならないので、データ通信量の多い用途でも安心して使うことができる。

冒頭で「韓国ではモバイルWi-Fiルータをレンタルした方が安い」と紹介した通り、韓国での利用についてはコストだけで考えればモバイルWi-Fiルータのレンタルサービスの方が割安ではあるけれど、レンタルおよび返却の手続に手間がかかることや、ルーターの返却前／返却後でもデータ通信を利用できるなどの点を重視して、プリペイドSIMをローミング接続して使う選択もあり。LTEローミングに対応している国へ渡航する機会が多い方は特に「1枚あると便利」なSIMカード。

中国移動香港の「4G/3G數據及話音漫遊儲值卡」(4G/3G Data & Voice Roaming Prepaid SIM Card)のAmazonでの販売ページは以下にて。

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