KDDIは、Space Xの日本法人Starlink Japanと協力し、Starlinkに対応するWi-Fiルーターを石川県能登半島などの避難所に無償提供する。両社は、2024年1月7日に350台のStarlink端末を石川県県庁に搬入した。
KDDIのプレスリリースは以下にて。
スペースXとKDDI、能登半島の避難所に Starlink 350台を無償提供（PDF）
今回、KDDIとStarlink Japanが避難所などに設置するStarlink端末は、KDDIのサービス契約者に限らず、Wi-Fiに対応するスマートフォン、タブレット、パソコンなどを持っている方が無料で利用できる。
■搬入の様子（Starlink）
■Starlink端末
今回発表した避難所への設置のほか、KDDIでは車載型や船舶基地局などのバックホールとしてStarlink回線を利用しており、能登半島地震の復興支援で700台のStarlink端末をを投入している。
なお KDDI は、別途、能登半島地震のエリア復旧において車載型/可搬型/船舶基地局のバックホール回線に Starlink を利用しているほか、自衛隊/自治体/電力会社などへ Starlink の提供も行っており、今回の提供とあわせて約 700 台の Starlink を支援に活用しています。
Starlinkサービスは、国内でも個人で購入・契約が可能。2024年1月7日現在、レジデンシャル（住宅）、ROAM（車載向け）、船舶向けの3つのサービスが提供されている。
StarlinkのWebサイトは以下にて。
https://www.starlink.com/