WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータ『NEC WiMAX 2+ Tool for Android』の機能紹介。
NEC WiMAX 2+ Tool for AndroidのダウンロードはGoogle Playより。
■起動後画面:通信状態やバッテリ残量などが表示される
『常駐アプリ』に設定するとバッテリ残量が画面上部のステータスバーに、電波状況などが通知領域に通知される。
■常駐アプリ設定:情報表示 > 各種設定 > 常駐アプリ に常駐アプリより設定できる
常駐アプリに設定すると、Android端末から以下の機能が利用可能となる。
(1)ステータスバーにバッテリ残量
(2)通知領域に電波状態/通信種別(WiMAX or WiMAX 2+)の表示
■ステータスバーにバッテリ残量が表示される
ステータスバーにバッテリ残量が表示されるのは便利と言えば便利ではあるんだけれども、個人的には通信状態(特に電波状況)の方が重要な情報で、どうして電波状態を表示してくれないんだろう。とは思うところ。
このあたりはNECアクセステクニカ製のアプリケーションが『詰めが甘い』と思うところ(とは言え他社と比べて劣っているわけではないけれど)で、ステータスバー上に電波状況の表示も是非ともお願いしたいなと。
モバイルWi-Fiルータのステータス監視アプリは、サードパーティ製のアプリケーションが公開されることもあり、そういったツールではステータスバー上に電波状態を表示する機能にも対応していることがある。
■通知領域にはバッテリ残量/電波状態/通信種別の表示
『NEC WiMAX 2+ Tool for Android』は、休止状態からの移行とリモート起動を行うことが可能。
休止状態からのリモート起動を有効にするためには、事前に『クイック設定Web』からリモート起動を有効にするか、アプリからリモート起動を有効にする必要がある。
アプリからリモート起動を有効にするたの設定フローは以下。
アプリ起動 > Menu > クイック設定Web管理 > アプリによるリモート起動有効
■アプリ起動 > Menu > クイック設定Web管理 より設定
■『アプリによるリモート起動を有効』にチェック
アプリによるリモート起動を有効にする場合、連続待機時間が500時間から300時間へと減少する点には注意。
※この点については特に警告ダイアログなどは表示されないのは、詳細な仕様を把握していないユーザにとっては不親切かなぁと思う。
■休止状態への移行
■休止状態からのリモート起動
『NEC WiMAX 2+ Tool for Android』は、Androidアプリケーション上で各種ステータスが表示できたり、リモート起動が実行できる。というのはそれなりに便利ではあるものの、操作体系が解りにくかったりする点は今後の改善に期待したいところ。
特に『リモート起動を有効』にするためのチェックが、アプリ起動後にMENU > クイック設定Web管理にあるとは予想できなかった。(このあたりはAterm WM3800Rと同様だったかもしれないけれど、このフローはあまりわかりやすいとは思えず…。)