SIMロック解除したF-09Cを、現地回線でアクセスポイントモードでテザリングしようと思ったけれど、使えなかった。という事はすでにエントリにまとめた通り。
関連エントリ:F-09C:SIMをロック解除してもアクセスポイントは海外SIM利用不可 | shimajiro@mobiler
で、このエントリの中でもすでに触れているのだけれど、docomoのiモード端末のアクセスポイントモードは、N系端末を除いて国際ローミングでの利用が不可となっているorz
これとは対照的に、SIMフリーのモバイルWi-Fiルータ + docomo回線で国際ローミングで海外パケ・ホーダイの定額利用が可能である事は、過去何度か確認済み。
他社端末(例えばPocket WiFiとか)でも海外パケ・ホーダイを適用して、海外でローミングで利用する事が可能なのは確認しているのだけれど、自社端末であるiモード端末で、ローミング中はアクセスポイントモードが利用できない端末が多い。というのは非常に残念。
そんなわけで、iモード端末のアクセスポイントモードなり、スマートフォンのテザリングなりを海外で利用しようとすると、利用できないということになるので、
「国内でアクセスポイントモードで使ってるから、そのままローミングで使えばいいやー。」
と思わずに、別途モバイルWi-Fiルータ専用機で、接続先事業者が指定できる端末(docomo端末ならHW-01Cとか)を持っていく事をオススメ。
国内利用であれば、待機時のバッテリ消費が抑えられていて、連続通信時間も長いBF-01Bが便利なのだけれど、海外利用にあたって致命的な弱点として、接続先の事業者が設定できない。という仕様になっており、定額対象事業者以外に接続する可能性を考えると、とてもじゃないけれど怖くて使う事ができない(^ ^;
一方で、国内の利用ではスペック的にはあまり魅力のないHW-01Cだけれど、何気にGSM対応であるし、接続先の事業者指定も可能だ、白ロムでも格安(オークションで即決 8,000円以下)というあたりが実は地味にオススメできそう。
Yahoo!オークション:HW-01Cの検索結果(即決価格)
それにしても、SIMロック解除しても現地SIMでアクセスポイントモードが使えないとか、国際ローミングではアクセスポイントモードが使えない。というのは非常に残念だなぁ…。
とはいえ、今後この仕様が変更される。ということも考えにくく、iモード端末のアクセスポイントモードは海外利用(基本)不可。と考えるのが良さそう。