バニラエア、支払手数料を500円に値上げすることを発表 – 値上げ幅は半年間で2.5倍

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バニラエアは、2015年3月29日以降の各種手数料をWebサイト上にて発表。3月29日以降の支払手数料は1区間1人あたり500円とされており、現行の400円から100円値上がりする。値上げの理由は特に明らかにされていない。

バニラエアの各種手数料は以下より。

各種料金・手数料、空港使用料 | バニラエア – 国内・海外路線のLCC 格安航空券予約
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バニラエアは、2014年冬期スケジュール(2014年10月下旬)にも支払手数料を従来の200円/区間 ⇒ 400円/区間へと値上げしたため、支払手数料は半年間で200円 ⇒ 2.5倍へと値上がりした計算となる。

バニラエアの2015年夏季スケジュール(2015年3月下旬以降)の最低運賃&最低運賃に占める支払手数料の割合は以下。

バニラエア:2015年夏季スケジュールの最低運賃と支払手数料の割合

区間 シンプルバニラ
最低運賃
支払手数料の割合
(500円/1区間)
東京(成田) 〜 札幌(新千歳) 4,990円 10.0%
東京(成田) 〜 沖縄(那覇) 5,990円 8.3%
東京(成田) 〜 奄美大島 5,690円 8.8%
東京(成田) 〜 台北(桃園) 7,290円 6.6%
東京(成田) 〜 高雄 7,290円 6.6%
東京(成田) 〜 香港 8,890円 5.6%

※運賃の中にどのぐらい支払手数料が含まれているか。ではなく、運賃に対してどの程度の割合の費用が支払手数料として加算されるのか?という指標。

2015年春からのトピックスとしては、2015年4月より開業予定となっている成田空港第3ターミナルのオープンにあわせて、従来国内線のみの利用については搭乗者負担が無かった『空港使用料など』が設定され、こちらも合わせて搭乗者の負担が増加する形となる。
※第3ターミナル利用の場合、国内線で片道380円。

これらの各種手数料や空港使用料などは、セールなどの告知に使われる『片道990円』のような運賃には含まれていないけれど、一切の有料オプションを申込しない場合でも支払が必要になるのが搭乗者としてはネック。

バニラエアに限らず、日本国内線に就航しているLCCは就航してから支払手数料を値下げした航空会社は無く、各社ジリジリと値上げする方針となっているのは、実質的な運賃の値上げにも思えるので対価を明確にして欲しいと思うところ。

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