ANA特典航空券:国内線特典航空券を通常よりも少ないマイル数で予約する方法 – 東京から宮古島往復12,000マイルなど

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ANA国際線特典航空券で日本国内線区間を特典予約すると、ANA国内線特典航空券を予約するよりも必要マイル数が少なくなるケースがあり、単純にANA国内線特典予約をするよりも少ないマイルで多くの区間に搭乗することができるので、具体的なルートと共にご紹介。

■ANA国内線特典航空券:羽田-宮古は往復20,000マイル
ANA国内線特典航空券:羽田-宮古は往復20,000マイル

ANA国内線特典航空券として発券する場合、羽田 – 宮古往復で必要になるマイル数は20,000マイル。

ANA国内線特典航空券は、区間毎の「区間基本マイレージ」の合計によって、交換に必要となるマイル数が決定する。端的に言えば、距離が遠くなればなるほど必要となるマイル数が多くなる。

羽田 – 宮古線は区間基本マイルが1,158マイルで、往復すると適用されるマイル区間は「2,001 – 4,000マイル区間」となる。同区間の特典航空券は、片道あたりローシーズン8,500マイル、レギュラーシーズン10,000マイル、ハイシーズン11,500マイルが必要。往復の場合は単純にその2倍のマイルが必要になる。

■ANA国内線特典航空券:羽田 – 宮古の必要マイル数
ANA国内線特典航空券:羽田 - 宮古の必要マイル数
掲載元:シーズン・必要マイルチャート│ANA国内線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

ただし、羽田 – 宮古をANA国際線航空券の旅程に組み込んで発券する場合は、羽田-宮古を含む旅程が合計12,000マイルから予約できる。

ANA国際線特典航空券では、出発地を日本にすると目的地以外に途中降機(24時間以上の滞在)が出来なくなってしまうので、出発地を海外にする必要がある。海外発の場合は目的地以外に1回途中降機(24時間以上の滞在)が可能。

ANA国際線特典航空券の途中降機・乗り換えに関するルールは以下。

途中降機・乗り換え
途中降機(24時間を超える滞在)
日本発は、途中降機できません。
海外発の途中降機は、目的地以外に1回可能です。

ご利用条件│ANA国際線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

ANA国際線特典航空券で国際線 + 国内線を特典予約する例は以下。
以下例では、ソウル発で東京と宮古で途中降機(24時間以上の滞在)の扱いになる。

■ANA国際線特典航空券:羽田 – 宮古を含むチケットが12,000マイルで予約可能
ANA国内線特典航空券:羽田-宮古は往復20,000マイル

上記例では「韓国発日本行きのANA国際線特典航空券/ローシーズン」が適用されているため、ANAの国際線特典航空券の中でも最も必要マイル数が少なくなる。(この場合、12,000マイル)

ANA国際線特典航空券の必要マイル数は以下にて。

■ANA国際線特典航空券:日本 – 韓国は最も必要マイル数が少ない(ローシーズンで12,000マイルから)
ANA国際線特典航空券:日本 - 韓国は最も必要マイル数が少ない
概要│ANA国際線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

上記例では出発地がソウルになっているため、何らかの方法でソウルまで移動する必要がある。日本 – 韓国間は、LCCが多数就航しているため、例えば東京 → ソウルの片道航空券が5,000円以下で購入できることも珍しくは無い。

■LCC「Peach」で東京(羽田) → ソウルが片道4,290円
LCC「Peach」で東京(羽田) → ソウルが片道4,290円

ちなみに、もう少々旅程を複雑にするとソウルから東京到着後に国内線で別都市へ移動(滞在)することもできる。

ソウル → 東京の到着直後に東京 → 旭川を追加(乗継)した例は以下。

■ANA国際線特典航空券:ソウル発 → 日本行きの例
ソウル発 → 日本行きの例

上記のケースでは、旭川と宮古島にて途中降機(24時間以上の滞在)が可能となる。

ただし、東京 → 旭川については往路分のみの予約となるため、復路については別途手配する必要がある。この場合は新千歳 → 成田のLCCなどが割安。

と言うわけでまとめると、ANA国際線特典航空券では、国内線区間が追加マイル必要なしで移動できるようになり、なおかつ海外発では目的地以外に途中降機(24時間以上滞在)が1回可能となるためため、韓国 → 日本の例では12,000マイルから、中国・台湾・香港・フィリピン(近距離アジア) → 日本では17,000マイルより、海外発の日本行きで2回途中降機ができるようになる。

繰り返しにはなってしまうけれど、上記で紹介している例は「海外発」で発券する必要がある点は、国内を拠点としている場合は少々使いにくい面があるけれど、LCCで気軽に行ける都市も増えており、利用する機会が増えているほか、駐在や留学などで海外を拠点に生活している方にオススメ。

出発地が国内になるケースでは目的地以外に途中降機ができない。このため、海外発のように「ANA国際線特典航空券で国内線で往復予約した都市に滞在」をすることができない。ただし、国内線の片道については予約ができるので、以下例のように組み合わせることは可能。

■ANA国際線特典航空券:日本発で東京 → 宮古片道をくっつけたケース(必要マイル数12,000)
日本発旅程の場合

上記ケースでは、宮古島から帰ってくることができないので、別途航空券を手配する必要がある。特典航空券で同区間を片道予約する場合、レギュラーシーズンは片道10,000マイルなので、必要となるマイル数は合計で22,000マイルとなる。

■ANA国内線特典航空券:宮古 → 羽田片道10,000マイル
宮古 → 羽田の国内線特典航空券を片道予約

最初に紹介した「海外発」の場合と比べると必要マイル数は増えてしまうけれど、「海外にいくついでに国内線の特典航空券も予約」という使い方としては悪くない。ただし、日本発の場合は目的地以外に途中降機ができないため、国際線区間(上記例ではソウル → 東京)の到着後24時間以内に出発する必要がある点はややネック。

ANAのWebサイトは以下にて。
ANA|海外航空券 予約・空席照会・運賃照会・国際線

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