1年以上前に資本提携を結んだ(DoCoMoプレスリリース)
DoCoMoと楽天が、やっと具体的な協業を開始する。
内容は予想通り、携帯電話向けのオークションサイトの立ち上げ。
サイト名称は「楽天オークション」こと、「楽オク」
「楽オク」はドコモのコンテンツ「最終兵器」(ITmedia)
記事の中で気になった点を何点かピックアップしてみた。
国内ネットオークション市場は年間取扱高ベースで6500億円規模に上る。PC向けオークションでは「Yahoo!オークション」がほぼ独走し、携帯電話向けでは、「モバオク」のディー・エヌ・エーと組んだKDDIが先行。ショッピングモール最大手の楽天と、国内最大の携帯電話キャリアのドコモだが、同市場では「チャレンジャー」の立場だ
携帯電話における契約者数ではDoCoMo、auに水を開けられながらも、PC向けオークションでで独走しているY!オークションをもつソフトバンク。
DeNAと組み、先行利益で突っ走っている(であろう)KDDI。
契約者数ナンバーワンキャリアながらも、最も遅い市場参入となったDoCoMo。
図式としてはこんな感じか。
オークション事業においては、何となく携帯電話そのものの勝敗とは異なる結果を、密かに期待している。
開始後は、iモード公式の「iメニュー」トップページに楽オクへのリンクを表示し、月間2億ページビュー・2100万ユニークユーザーというiメニューのトラフィックを誘導する。
iメニューのトップページ、月間2億PVの2,100万ユニークユーザ。
検索の導入などでトラフィックは勝手サイトに流れていく時期といわれながらも、やはりキャリア公式強し。と言ったトコロなんでしょうか。
携帯三社以外の部分ですが、、、
オークションでは微妙なポジションながらも、Webでの通販と言えば外すことが出来ないのが、アマゾン。
日本独自のケータイ向け展開というのはイマイチ見えないながらも、既に埋まってしまった携帯電話キャリアとの提携ではなく、MVNOでウィルコムの回線使って、Amazonのショッピングがし易いようにカスタマイズしたSIM STYLEな端末とか(想像つかないけど)あったら面白そうなんだけど。
日本向けの独自展開とかやらないんですかね?>Amazon