先日、やっとEMONSTERのGPSを動作させる事が出来たので、EMONSTER + モバイルGoogleマップテストをしてみた。
使っている人にとってはアタリマエなのかもしれないが、驚いたのは、矢印で進行方向が表示されること。
恐らく、GPSで位置情報が安定して補足できる状況で表示されると思われる。
現在位置がバッチリ表示されている上に、進行方向が表示されている。
実際には20号沿いを歩いているのに、妙なところを歩いている表示になっているのは、片側が建物、片側が高速道路に囲まれていたからかも。
実際に移動していたのはこのへん(Googleマップ)
そのほか気づいた事をメモ。
1.位置情報の捕捉について
最初に位置情報を捕捉するには、やはり十秒ぐらいかかる。
この間にGoogleマップ側で、『お使いの端末は現在位置表示機能が利用できません。』みたいなメッセージが表示される事もあるけど、根気強く待つと表示される。今まではこのメッセージが表示されていた時点で諦めていたが、それだとダメ。
一旦衛星を掴むと、その後の再測位はすぐに表示される事が多い。
2.屋内での補足について
電車内で移動中にEMONSTERで現在地取得が出来るかテストを試みたが、電車内では位置取得が出来なかった。駅構内でも出来ず、建物の外に出たらすぐ表示されたので、基本的には空が見える状態でないと取得は出来ない。
docomoのSO905iCSでは空が見えない状態でも位置情報の表示が出来るので、位置情報の捕捉についてはdocomoの方が優秀と言える。でもdocomo版のGoogleマップでは進行方向は表示されない。代わりに、位置情報を連続して表示する事が出来るので、どっちに移動しているのかは解る。
というわけで位置情報の取得だけならばdocomoのほうが便利なんだけど、それをどうやって活用するか?という点ではEMONSTERの方が楽しめそう。そもそもdocomoだとiアプリからGPSをたたくにはトラステッドiアプリでなければならないので、個人が気軽に色んなツールを公開できるという点ではWindowsMobileに軍配が上がるのは当然なんだけども。