盗難白ロムの締め出しとユーザ側の対策について

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アナタの携帯は大丈夫!? 中古市場にはびこる盗品携帯(ケータイWatch)

相次いでいるソフトバンクショップなどからのケータイの盗難事件。
盗難によって不正に市場に流れたケータイを利用したらどうなるか?という記事。

白ロムを買ったり売ったりする事がある自分自身としても、買った白ロムが盗品かどうかは知る術が無いし、どうやってトラブルに巻き込まれないようにしていくかは考えなければならない。

オークションでの取引で出来ることとしては、端末製造番号を写真と共に公開して、各キャリアに問い合わせして盗品じゃないかなどを確認する仕組みが考えられるけど、基本的には自社の利益にならず、新端末が売れなくなるという点ではむしろマイナスの影響すらあるオークションでの端末売買に関して、キャリアがサポートするような仕組みを入れる事は考えにくく、『心配なら正規の販売店で買え』という事になりそう。

とすると、オークション出品者のアカウントごとの取引状況を見て、『オイオイそんなペースで売買しないでしょ普通』とか、『この人なんであらゆる機種を販売してるの?売ってる端末にポリシーが感じられない』とかから怪しさを探る程度しかすぐに出来ることは無さそうで、この辺はなかなか実効性は薄いかなぁ…。

ちなみに、僕が中古ケータイをオークションで買う理由としては、

  1. 古くて安価なケータイは市場に流通していない
  2. 母にらくらくホンを買おうと思ったら、最新のらくらくホンは価格が普通に最新ケータイ並みの値段になっていて、とても必要な機能に対するまともな価格とは思えなかったので、初代のFOMAらくらくホンを3,000円ぐらいで調達した。
    『とにかく安く調達したい!』という事が発端ではなくて、単純に通話とメール少々ぐらいしかしないユーザが持つ端末として、4万円とか5万円ってどうなんだろう?という部分が大きい。

  3. 機種変更が出来ない
  4. イーモバイルには機種変更という概念が無くて、単純に端末が欲しければ回線もセットで契約してね。というスタンスになっているので、端末のみ購入したい時はオークションで購入する方が経済的だった。実際にこれでEMONSTERを購入した。

  5. 二年以内に端末変えたい
  6. docomoでは関係ないんだけれど、ソフトバンクやウィルコムで二年以内に端末を変更すると割引がなくなってしまうので、実質キャリアからの割引を受けながら、端末を変更する手段として利用する事が考えられる。(端末を割賦で購入した事が無いので、この方法は採った事が無い)

などがある。

実際、キャリア経由で販売されている端末は、去年の4月にSO905iCSを買っただけで、その後のEMONSTER、E71、iPodTcouh(←それはケータイじゃない)などは全てキャリアの販売とは関係の無いところから調達をしていたりする。

盗難されたケータイの流通を防ぐという点では、オークションに参加する各個人の意識だったり、盗難された可能性のある端末はどんなに安くても取り扱わない。というような中古端末販売店側の取り組みによる効果が大きいような気がする。
で、結局商売にならないね。という事になれば窃盗団も諦めると…。言うことになって欲しい。

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