Opera 10βが公開。Gmailも快適!!

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Opera10のβ版が公開されている。
ダウンロードはこちらから。
※現在英語版のみ提供されている。

Opera9.6からの大きな変更点をまとめると、

  1. Opera Turboの搭載
  2. プロキシサーバでのデータ圧縮により通信速度を向上させる、『Opera Turbo』が搭載されている。

    Opera Turboはブロードバンド環境ではあまりメリットが無いが、モバイル回線でPCを使うような場合は、高速化が実感できる。
    インターネットの回線速度が遅い国々での利用するのも便利だろうし、PHSなどの比較的通信速度が低速な回線で利用する際も威力を発揮しそう。

    似たようなサービスとしては、WILLCOMが提供するVenturiなどの高速化サービスがあるけれど、これがブラウザ上からボタン一発でON/OFF切り替えできて無料。というのは便利。

    Opera Turboは、モバイル向けのOpera Mobile9.7にも搭載する事が発表されており、Opera Linkと合わせてOperaの戦略的なサービスの位置づけになっていくのかもしれない。

  3. レンダリングエンジンがバージョンアップ
  4. レンダリングエンジン『Presto』がバージョンアップして、2.2に。
    GmailやFacebook閲覧時のパフォーマンスとして、Opera9.6と比べて40%以上の高速化が施されている。とのこと。
    実際、Operaを使う中で最大の不満だったのが、JavaScriptバリバリのGoogleサービスを利用した時の実行速度が遅い事。

    これが改善されるとなれば、Googleサービスを利用するときだけの為にChromeを使っているが、Operaに環境を一本化できるのでとてもありがたい。
    という事で早速Gmailを開いてみると、明らかにこれまでの9.6より高速化がされている(^ ^)

    これでGoogleサービスを使うためだけにChromeを使わざるを得なかった状況が改善されるかも!?

  5. UI変更
  6. タブ表示周りのUIが変更されている。
    ちょっとおもしろいなと思ったのが、タブの上にサムネイルを表示できる事。どんなイメージかというと、


    こんな感じ。
    以前はタブの上にマウスカーソルを合わせたときに表示されていたサムネイルが、常設できるようになった。

  7. スピードダイアル拡張
  8. これまで9個で固定だったスピードダイアル(裏技的にカスタマイズする方法あった)が、2*2の4~5*5の25にカスタマイズできるようになった。
    スピードダイアルをガンガン活用するユーザには嬉しいかも。
    でもOpera Linkでモバイルから使う場合はどう整理するんだろ?(試してないのでわからない)

と、数々の変更が施されているわけですが、基本的にはGmailなどがかなり高速に使えるようになっているので、『The Firstest Browser』とうたっていた頃にOperaを使いだしたユーザはぜひ使うべきだと思います(β版だけど)

Opera9.5β(Desktop)が出た時もそう感じたけれど、まだまだ『高速化』のニーズは尽きないと思うわけで、無駄な高機能化ではなくこういう方向のバージョンアップも引き続き行われると嬉しいわけです。

■関連ニュースリリース
Reward your curiosity with Opera 10 beta(Opera本家)
「Opera 10」ベータ版公開、高速化技術の搭載や標準準拠など(INTERNET Watch)

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