金曜日にCEATEC JAPAN2009に参加したので感想などをメモ。
- Windows Mobile 6.5
- docomoの目指す方向性
発表されたばかりのWindows Mobile 6.5がインストールされたTG01(日本ではT-01A)を、東芝ブースで触ることができた。
Windoows Mobile 6.5に関しては、発表直後に辛辣なタイトルのレビューが掲載されていたけど、現行のWindows Mobile 6.1と比べると、全体的に改善がされているように感じたし、OS自体の軽量化も図られているとの事。
個人的にはタッチパネルでの操作は好きではないけれど、少なくともTG01上で動作するWindows Mobile 6.5に対するストレスは大きくなかった。
ただ、それはあくまでも、『Windows Mobile 6.1』を基準とした比較であって、iPhoneやAndroidと比べて同等のレベルに達しているか?と言われると、正直まだまだであるとも感じた。
と言うわけで、現行のWindows Mobileデバイスユーザであれば改善を受け入れられるであろうけど、Windows Mobileが6.5になったからと言って、それまでWindows Mobileに食指が動くことの無かったユーザ層を取り込めるようになるか?というと、それ域には達していない。
思えばiPhone OSは2007年に登場してからまだ3年経っていないわけで、Windows Mobileは前進となるWindows CEの時代を考えれば長い歴史があって、アプリケーションも豊富にあるので、(iPhoneOS向けのアプリケーションも、相当多いけど)ぜひともOS自体に磨きをかけて欲しいなと。
docomoの方向性で感じたキーワードは『パーソナライズ』
GPSから取得できる移動の履歴を元に、そのユーザの行動を推測し、情報を配信する仕組みなんかは興味深いし、PCなどでは実現しえなかった、『ケータイならでは』の特性を活用した新しいインフラとして期待している。
全体的には、ケータイ関連の展示は多くないけれど、TVをただの受信機としてだけでなく、インターネットコンテンツ(YouTube、GoogleMap)と連携して使うなど、色々と参考になりました(^ ^)