Mac版App StoreによるPC向けソフトウェアへの期待

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Mac版のApp Storeがスタートした事で、Evernoteの新規登録ユーザが二倍以上に増加しているという情報が、Evernoteによって公表されている。

Mac App Storeにより新規登録ユーザが二倍以上に « Evernote日本語版ブログ

Evernote、これまではユーザの口コミに頼っていた感じもするけれど、最近になってdocomoと組んでAndroidマシンへのプリインストール(プレミアムライセンス1年分つき)だったり、今回のMac版AppStoreでの露出だったり、パートナーシップ的な取り組みもうまく展開しているなー。と感じている。

EvernoteはMac版App Store開始で新規ユーザ登録数が二倍以上と大成功しているけれど、Mac版App Store開始直後のご祝儀的なアクセスも含めて考えると、この数値がずっと続くかどうかは怪しいけれども、そんな事よりも重要なのはiPhoneやiPadで成功させきたアプリケーション流通の仕組みを、PCのMac向けにも提供した。
というところで、モバイルからスタートしたアプリケーション流通の成功モデルが、PCのソフトウェアに対してどんな影響を及ぼすのか?という点。

結論としては、モバイルで既に似たような体験(ストアからのソフトウェアダウンロード)を経験しているユーザが多いと思われるので、Mac版のApp Storeもすんなり受け入れられるのでは。
と思っているし、これまではアプリケーション流通、決済方法の部分でPC向けのソフトウェア販売が厳しくて撤退せざるを得ないようなソフトウェアも、App Store的な仕組みによって復活してくれたらいいなぁ。と期待しているし、当然これから新しくPC向けのソフトウェアが登場してこないかなぁ。という点にも期待している(^ ^)

iPhone向けのApp Storeがそうであったように、『これまではできなかった事が、新しく出来るようになった』わけではなく、『従来から出来ていた事が、よりやりやすくなっただけ』と言ってしまえばそうなんだけれど、ソフトウェアのインストールの手順を考えた時に、わざわざソフトウェア毎に個別のサイトに行って、ダウンロードリンクを探して、場合によってはプラットフォームを選択して、という手順を踏んで初めてダウンロードできるよりも、ストア内から目的のアプリを探してダウンロード&インストールできる方が、ユーザにとっては何倍も楽になるわけで、その辺が『カンタンに出来るようになった』事が、iPhoneの世界におけるユーザ体験を考える上で重要なポイントなので、PC向けソフトウェアの販売が再興するきっかけになればなぁ。とか期待している。

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