MacBook Airを購入してから約1ヶ月なのでレビュー

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7月末の旅行にあわせて出発の直前に購入した『MacBook Air 11インチ』を使い始めてから約1ヶ月が経過したので、利用開始から1ヶ月で感じた事などなどをレビュー。

ちなみにMacBook Air購入時のエントリは下記。
MacBook Air 11インチをXi同時契約で30,000円割引で購入してきた | shimajiro@mobiler
購入時に契約したXiは8月から実践投入中。エリアはまだまだ狭いけれど、Xiエリアで繋がると快適。

■結論
モバイルノートPCとして十分なスペックを備えている上、同じクラスの他社製品と比べるとコストパフォーマンスが高くてかなり満足している(^ ^)

特に満足しているのは、『スリープへの移行/スリープからの復帰』の早さで、『使いたいときにサクっと起動して、利用を中断する時は瞬時にスリープに入る』ため、この要素はモバイルノートPCとして利便性が高い。
⇒さすがにiPadやiPhoneと同じレベルとまではいかないまでも、短い場合は3秒以内に復帰するし、長くとも10秒ぐらいでスリープから復帰できる。というのは非常に使い勝手が良い(^ ^)

スマートフォンの場合は基本的に電源は入りっぱなしで、スリープを解除すれば瞬時にシステムを利用する事が出来るため、『PCのシステム起動を少なくとも1分ぐらいは待つ必要がある。』というのを、最近非常にかったるく感じていたので、MacBook Airのスリープ復帰/スリープ移行のスピードはかなり快適で、この機能のおかげでPCの利用回数が確実に増えている(^ ^;

■こんなシーンで利用している
タブレットやスマートフォンだと十分に行えない作業を、MacBook Airで使う事が多い。
(想定内ではあるけれど)今のところ自宅や会社以外でMacBook Airを使うシーンは多くなくて、利用する場所自体は比較的限定されている。

当然、端末に触れる接触回数も4インチ前後のiPod touchなりGALAXY S2ぐらいのサイズの端末の方がよっぽど多くて、MacBook Airは『10分以上連続して作業が出来る環境』で使うようなイメージ。
*MacBook Airもスリープからの復帰は早いので、感覚的には5分ぐらいでもokなんだけれど、そのぐらいの時間でできる作業は、スマートフォンで済ませる事が多い。

■こんな用途に使ってる
・Blogの更新
⇒写真をアップしたり、文字をある程度打ったり、外部サイトへのリンクを張ったり、どれもスマートフォンやタブレットでも可能ではあるけれど、作業効率の面からBlogの更新はQWERTYキーボードが使えるPCで行うようにしている。

・200文字以上(目安)入力するメールの返信
⇒移動中にスマートフォンでメールを見て、急ぎで(長文で)返信が必要なものについては、MacBook Airで行う。簡単な返事で済ませる事が出来るものについては、スマートフォンでそのままだったり、スマートフォンから電話で連絡。という事も多々。

・Webサイトの閲覧(毎日定期的にアクセスしているサイトを、一気に10サイトぐらい開く)
⇒単一のサイトを閲覧するのであれば、タブレットやスマートフォンでも問題なくこなせるのだけれど、『複数のサイトを一気にタブで開いて、タブを切替えて閲覧する』という使い方を実現するには、今のところPCの方が使い勝手が良いので、この用途ではMacBook Airを使っている。(この用途、以前はVaio Type Pを使っていた)

・GoogleReaderのニュースを細かく見る
⇒BlogやニュースサイトのチェックはGoogleReader経由で行っている。
接触回数で考えると『iPod touchでBylineを使って休憩や移動中に閲覧』という使い方が最多なんだけれど、その後関連の情報を追ったりする際には、ノートPCからの方が効率が良いことが多い。

iPod touchとの役割分担については、iPod touchでサマリーを読んでスターをつけて、スターをつけたニュースなどなどは、時間がある時にPCで細かく見る。という使い分け。
iPdo touchで使っているBylineが無かったら僕のGoogleReaderは確実に未読で埋もれてしまうけれど、Bylineは空き時間を使ってそれを防ぐ事が出来る、貴重なアプリ(^ ^)

■ポジティブな点
結論でも既に述べているように、MacBook Airについてはスリープからの復帰/スリープへの移行が早いのを筆頭に、キーボードもタッチタイプするのに十分なサイズを備えており、『モバイルノートPC』として必要な機能が備わっているので、非常に満足度が高い。

前モデルからCPUなどなどがスペックアップされているのに、MacBook Airの特徴である『薄さ』をそのままキープしているというというのも、ハードウェア的な『モノ』としての所有感・満足感が高い。

■ネガティブな点
逆にネガティブな点としては、ソフトウェアとしてのOS X Lionの使い勝手の悪さを感じている。

OS X Lionが一般公開されてからまだ1ヶ月しか経過しておらず、アプリケーション側の対応がまだ進んでいない。という事も考えられるのだけれど、『仕事の道具として、徹底的に操作効率を上げる』という使い方をしようとしたときには、Windowsと比べて使い勝手がイマイチ。と感じる事が多かった。
*当然、10年近くWindowsを使っている人間がOS Xを使い始めて1ヶ月。という点も影響はしていると思うけれど。

一番顕著にそれを感じているのが、『Finder』での『選択中のファイルをオープンする』操作が、『Command + o』である事。
*決して、『Windowsと同じEnterでないこと』について不満を感じているのではない。

Finderでファイルを探した後、かなり頻繁に使うであろう『選択中のファイルをオープンする』機能の実行に、キーを複数入力する必要があって、なおかつ上下左右キーがキーボードの右下に配置されているのに、入力する必要のある『o』はキーボードの右上に位置するため、どうしても右手が上下左右キーで項目を選択したあと、『Command + o』を実行するための指の移動量が多くなってしまうし、タイプミスも多くなってしまう。

このあたりは、『ファイルの選択はキーボードじゃなくて、マウスなりタッチパッドなり、ポインティングデバイスで行えばいんじゃない?』という考え方もあると思うのだけれど、『入力インターフェイスの究極的な効率化』という点を考えると、キーボードで行う方が効率的であると思っているので、不便を感じている。

このあたりをひっくるめて考えると、OS Xの設計思想としては『究極的な効率化』ではなくて、『万人にとって利用ハードルを低くして、そこそこのレベルまでを、簡単に使えるようにする』事を重視しているのかなぁ。と感じている。
⇒それ自体はOSの設計思想として、全く否定はしていない。

で、ふと『MacBook AirってAmazonでも買えるんだっけ?』と思ってチェックしてみたら、なんと11インチの最小スペックの販売価格が、約70,000円となっていた!

Apple MacBook Air 1.6GHz Core i5/11.6/2G/64G/802.11n/BT/Thunderbolt MC968J/A Apple MacBook Air 1.6GHz Core i5/11.6/2G/64G/802.11n/BT/Thunderbolt MC968J/A

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発表時の価格が84,800円だったので、販売開始から約1ヶ月で約15,000円も値段を下げている(^ ^;
*他のモデルはAmazonでの販売が確認できなかったのだけれど、なんでこのモデルだけこんなに安いんだろう???

と言うわけで、改めて結論を繰り返すと、MacBook Airは非常に満足度の高いモバイルノートPCとして愛用中です(^ ^)
もっともっとOS Xが触れるように、勉強していかないとなぁ…。

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