WM3600Rの売りの一つに『バッテリ駆動10時間』というカタログスペック値があるので、実際にカタログスペック通り10時間連続で使う事ができるのか?を試してみた。
■WM3600Rは通信し続けた状態で何時間バッテリが持つのか?
■確認方法
確認端末:WM3600R
設定内容:SSID以外は初期設定での使用。Wi-Fiの送信出力は12.5%(デフォルト値)
利用方法:バッテリをフル充電した状態のWM3600Rを、MacBook Air、iPhone 4S、GALAXY S2 LTEの回線としてずっと通信しっぱなしの状態で使用する。
接続方法:無線LAN
■結論
結論から言うと、13:00頃から利用を開始して最後にバッテリ残量を確認したの21:30の時点で、この時点でバッテリ残量は2%の表示となっていた(^ ^;
⇒少なくとも8.5時間は『連続して通信しっぱなしの状態』でバッテリ動作した計算になる(^ ^;
『連続して通信しっぱなし』の根拠はリアルタイム更新を有効にしたTwitterクライアント『夜フクロウ』を稼働させた状態。
なので通信量自体はさほど多くは無い点は注意。通信量が増えたら、連続稼働時間は短くなる可能性もあるかも。(とはいえ、極端に減るという事も無いと思うけれど…)
そんなわけで、連続稼働時間についてはカタログスペック値の10時間とは言わないまでも、通信しっぱなしの状態でも8.5時間は持つ事が確認できたわけで、実際には通信しない時間も多いモバイルでの利用を考えると、もっともっとバッテリの持ちは良くなるので、基本的には『標準状態で丸1日モバイルできる』モバイルWi-Fiルータと言えると思う(^ ^)
WM3600Rは、前モデルのWM3500Rと同じくバッテリ交換が不可能な仕様となっているけれど、これだけバッテリの持ちがしっかりしていれば、そもそもバッテリ交換自体が不要。という考え方にも納得できる。
ちなみに、WM3500RとWM3600Rのバッテリは共通のバッテリという事が分解レポートにて明らかになっている。分解レポートは以下にて。
フォトレビュー(分解編) #WM3600R – satoweb_log