オーストラリアを拠点にするLCC、ジェットスターは成田 ⇔ ダーウィン(マニラ経由)を運休することを発表している。
ジェットスターの運行に関するアナウンスは、ジェットスターのWebサイトにて掲載(英語)されている。
Statement regarding changes to Darwin operations
suspending the four times weekly service from Darwin to Manila and Tokyo;
■3月30日以降の成田 ⇔ マニラが購入できない(ジェットスター)
ジェットスターが成田 ⇔ マニラを含むフィリピン路線から撤退する一方で、日本 ⇔ フィリピン間はオープンスカイが締結されたことによって、LCCを含む複数社が日本への参入を計画している。
国土交通省は9月13日、フィリピンの航空当局と二国間輸送のオープンスカイ(航空自由化)について合意したと発表した。羽田空港への発着は、昼間の国際線発着枠が3万回から6万回に増える14年3月末から。
オープンスカイの締結を機に、既にマニラ ⇔ 関空線に就航しているLCC、セブパシフィック航空の他、エアアジア・ゼスト/タイガーエア/フィリピン航空などが、フィリピン ⇔ 日本間への就航を拡大または新規就航予定となっている。
フィリピンの航空会社の日本向け展開についてはCAPAの記事(英語)が詳しいのでご紹介まで。
The Philippines-Japan market is poised to see a huge influx of capacity, driven primarily by expansion from Philippine low-cost carriers.
上記のうち、既に航空券が販売されているのはセブ・パシフィックの成田&名古屋 ⇔ マニラがあり、こちらは2014年3月30日より就航予定。
関連エントリ:フィリピンのLCC セブパシフィック航空がマニラ ⇔ 成田&名古屋へ就航へ!就航記念セールは2,608フィリピンペソ(約6,000円)/片道 | shimajiro@mobiler
ジェットスターの成田 ⇔ ダーウィン(マニラ経由)運休は少々残念ではあるけれど、日本 ⇔ フィリピン間の航空事情は、2014年春以降のLCCの参入によって大きな変化があることに期待したいなと(^ ^)