Peachの大阪(関空) ⇒ 高雄 MM035便に搭乗したので搭乗記。
■フライト情報
便名:MM 035便
区間:関空(KIX) ⇒ 高雄(KHH)
定刻:関空発 11:20 – 高雄着 13:25
日付:2014年9月
機材:A320
区分:ハッピーピーチ
今回の航空券は、Peachが行った2,000円セールで購入したもので、関空 ⇒ 高雄の航空券運賃は2,000円。
航空運賃以外に空港使用料&支払手数料が加算され、支払総額は約4,000円だった。
■チェックインは自動チェックイン機での手続も可能
■チェックイン機
Peachは、国際線に就航している他のLCCと異なり、受託手荷物がない場合(=機内持込荷物のみの場合)については、国際線でもチェックインは自動チェックイン機を使使って行うことが可能となっている。
※他のLCCは国際線のチェックインは基本的にカウンターでのチェックインが必要になっている。
有人のチェックインカウンターでチェックインを行うのと比べると、受託手荷物などがない場合はチェックインカウンターに並ぶ必要が無くなり、利用者としても手続時間が短縮できる上に、Peachとしてはチェックイン手続に割当するスタッフを少なくすることが可能になるので、両者にとって合理的な仕組みと思う。
■搭乗券はレシートタイプ
■機内持込の手荷物の重さに関する注意
有人カウンターでのチェックインまたは自動チェックイン機でのチェックインを終えた後、セキュリティチェックの手間にPeachのスタッフが待機しており、ここで規定以上の手荷物を持ち込みしていないかのチェックが行われていた。
Peachの機内への手荷物の持ち込みについては『身の回りのもの』 + 『手荷物』の合計2個までで、重量の合計が10kgまでとなっている。
Peachの機内持込荷物に関するルールは以下にて。
自分が機内持込しようとしていた荷物は、総重量が10kgを超えてしまっていたため、預け入れ(有料)をする必要があるとのことで、チェックインカウンターにて荷物の預け入れを行った。このとき、決済に使用できるのがクレジットカードのみとなっているため、クレジットカードを持っていない場合は、知り合いなどにクレジットカード決済を代行してもらう必要があるとのことだった。
Peachの航空券決済方法にコンビニ払いなどがあり、カードを持っていない利用者が一定数存在すると仮定すれば、現金で決済できるようにした方が良いと思うのだけれども、恐らくPeachのカウンターでは現金を扱わないようにしているものと思う。
そんなわけで、航空券以外に思わぬ出費が必要となってしまったけれど、セキュリティチェックの前にスタッフが持込荷物に関してチェックを行うというのは、料金体系などなどを考えればフェアな制度とは思うので、これは同様のルールが各社導入されていくと良いかなと。
手荷物を預けてセキュリティチェック&出国審査を抜けて搭乗口から徒歩で機内へ。
■搭乗口から徒歩で機内に
搭乗後のアナウンスで、機内での電子機器の利用については9月1日からの法改正によって『外部と電波を発信しない状態』の電子機器利用については制限が無くなったため、機内モードに設定したスマートフォンやタブレットなどは離陸前から着陸するまで、利用に制限がない。というアナウンスがあり、従来よりも電子機器が利用可能な時間が延長されていた。
Peachの電子機器利用に関する制限については、以下URLに詳細な内容が公開されている。
セキュリティ | Peach Aviation
なお、着陸後には電子機器の利用に関する制限そのものは無い。という説明があったものの、通話については『隣の方のご迷惑にならないよう、ご配慮ください』という注意が付け加えられていた。ルール的には問題ないものの、周りの乗客が不満に思うことが無いように。という目的のアナウンスであるように思うけれど、実際には着陸後すぐに電話をしている乗客はチラホラ見かけた。
Peachは関空を拠点にしているため、首都圏に在住していると利用する機会があまり多くは無いけれど、搭乗するたびに他のLCCと比べて合理的かつ搭乗者に良いサービスを提供しよう。と考えていることがわかるので、そういった点が最終的に派顧客満足度の高さとなって現れるのかなと思う。