ASUS、コストパフォーマンス抜群のZenFone 5をSIMフリーで日本発売!ATOK搭載で16GBモデルが約29,000円

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ASUSは、SIMフリーのAndroidスマートフォン『ZenFone 5 LTE』と、Android Wearの『ZenWatch』を日本向けに11月8日(土)より発売することを発表。10月28日(火)より、ASUS公式のオンラインストア『ZenFone Shop』をオープンして予約受付が開始されている。

ZenFone Shopは以下より。
ASUS ZenFone Shop – ASUS公式オンラインショップ

国内向けのZenFone 5 LTEはSIMフリー仕様となり、販売価格は16GB版が26,800円、32GB版が29,800円(共に税別)と、ドコモなどの大手キャリアが販売するハイエンド端末と比べるとかなり安い価格が設定されているにも関わらず、スペック的には必要十分なスペックとなっているだけでなく、端末の質感も高級感があるスマートフォンで、コストパフォーマンスが非常に高いのが最大の特長と言える。

なお、国内向けに投入されるカラーはブラック/ホワイト/レッド/ゴールドの4色。台湾などで発売中のパープルについては販売未定とのこと。

以下、発表会の内容と合わせて日本向けのZenFone 5をご紹介。

■ASUS ZenFone 5 LTEを国内に投入
ASUS ZenFone 5 LTEを日本国内に投入

ASUSのZenFoneは、台湾など向けに販売されており、グローバルでは月間100万台を超える販売台数を誇っている。

■ZenFoneは全世界で月間100万台販売
ZenFoneは全世界で月間100万台を販売

日本向けのカスタマイズとしは、日本語入力の『ATOK for Android』(通常価格1,500円)がプリインストールされている他、MVNO各社のAPNがプリセットされているため、APN設定が不慣れなユーザでも、利用中のMVNOキャリアを選ぶだけでデータ通信を行うことが可能となる。

■ATOKがプリインストールされる
ATOKがプリインストールされる

■ATOKはZenFone 5向けに最適化されたバージョン
ATOKはZenFone 5向けに最適化されたバージョン

プリインストールされるATOKは『ATOK for ASUS』で、ZenFone 5向けに最適化されている。

なお、ASUSの日本向け製品については、タブレットを含めてATOKがプリインストールで、既に販売されているMeMo Pad 7(ME572シリーズ)では既にATOKがプリインストールされている。

プリインストールされるATOKに機能制限などは無く、有料版のATOK for Androidと同様に利用することが可能。

データ通信を行うために必要となるAPN設定については、MVNO各社のAPNがプリセットされており、ユーザが手動でAPNを作成する必要無く、カンタンにデータ通信を利用することができるようになっている点は、初めてSIMフリー端末を購入するユーザにとっては心強い。

■APN設定はMVNO各社のAPNがプリセットされている
APN設定はMVNO各社のAPNがプリセットされている

日本向けに販売されるZenFone 5は、型番こそ既に販売中のZenFone 5 LTEと同一の『A500KL』となっているものの、モバイルネットワークについては日本国内向けに最適化されている。

日本向けのZenFone 5が対応するネットワークは以下。

LTE:2100(B1)/1800(B3)/2600(B7)/900(B8)/800(B19) MHz
W-CDMA:2100(B1)/1900(B2)/850(B5)/800(B6)/900(B8)/800(B19)MHz
GSM:850/900/1800/1900MHz

台湾などで販売されているA500KLと異なり、LTEの2100MHz帯(B1)や800(B19)MHz帯が追加されており、ドコモのLTEで考えると1500MHz帯(B21)を除いた3つの周波数に対応している他、3GではFOMAプラスエリアにも対応しており、ドコモのネットワークに最適化されている。

また、ドコモ以外ではソフトバンクモバイルが提供する『プラチナバンド』(900MHz帯/Band 8)にも対応しているため、今後ソフトバンクのMVNOが登場した際も安心して使うことができる。個人的には、ドコモだけではなくソフトバンクモバイルのネットワークもケアされている点は驚いた。

ドコモのLTE 1500MHz帯(Band 21)や、台湾向けのZenFone 5 LTEで対応している700MHz帯(Band 28)に非対応の理由を担当者に確認してみたところ『コストとの兼ね合いで対応バンドを決定した』とのこと。

なお、TD-LTEやFDD-LTEのキャリアアグリゲーションについては非対応となり、対応するLTEの通信速度はLTEのCategory 4の下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsとなる。

FOMAプラスエリアのサポートなど、日本向けのネットワークに最適化されたのは嬉しい一方で、台湾の通信事業者などが利用する700MHz帯(B 28)は非対応となっているのは、ASUSが台湾メーカーであることや、既に販売されているZenFone 5 LTEではサポートされている周波数であることを考えると少々残念ではあるものの、それぞれの周波数への対応に係るコストを考慮した上で、日本国内向けの対応を優先した製品となっている。

■対応周波数は日本向けに最適化されている
対応周波数は日本向けに最適化

■国内向けには4色が投入される
国内向けには4色が投入される

国内投入されるZenFoneのカラーバリエーションは4色。ブラック/ホワイト/ゴールドと異なり、レッドはややマットな質感に仕上げられているので、購入の際はカラーだけでなく、端末の質感を実際に触ってみると良いかと思う。個人的にはレッドの質感が好み。

本体カバーやフリップカバー(ZenFone 5 View Flip Cover)はアクセサリとしてZenFone Shopで購入可能となっているので、購入時と異なるカバーを気分に合わせて装着することも可能。

■本体カバー&フリップカバー
本体カバー&フリップカバー

なお、国内向けに投入されるZenFone 5はチップセットがクアルコム製のチップセットとなっているため、ZenFone 5 3Gモデル(A500CG)のように背面に『Intel Inside』のロゴが無い(当然だけど)。

Intelのロゴ入りのフリップカバーは、ZenFone 5 3Gモデル(A500CG)のものをZenFone 5 LTE(A500KL)に流用することも可能なので、海外やオンラインでの通販で入手してみるのも面白いかも。

■LTE対応モデル(A500KL)と3Gモデル(A500CG)の背面比較
LTE対応モデルと3Gモデルの背面比較

ASUSが国内向けに投入するZenFone 5は、本体代が30,000円以下(税抜)と日本では『格安』と言える価格帯に抑えられながらも、スペック的には十分実用的なスペックとなっているので、通信料金の安いMVNOのSIMカードと組み合わせての利用すると相性が良い。

更に、SIMフリー仕様となっているため日本だけでなく海外渡航時に現地キャリアのSIMカードを入れて使うことができる(周波数が対応していれば)点も心強い。

国内向けのZenFone 5は特定のキャリアに向けたスマートフォンでは無いので、例えば海外SIMで利用時にテザリングが動作しない。ということも端末側の制限としては無く、海外でもテザリングを使ってタブレットやPCと接続して使うことができる。

国内キャリア(特にドコモ)の端末代総額が100,000円に近いことも珍しく無い中で、本体代総額が圧倒的に安く、スペック的にも十分『使える』ZenFone 5は、国内のSIMフリーAndroid端末の主軸になる端末として期待できそう。

ZenFone Shopは以下より。
ASUS ZenFone Shop – ASUS公式オンラインショップ

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