東京(成田) 〜 台北のLCCはどこがお得?LCC 3社のセール運賃を空港使用料込みで比較

4月2日より東京(成田) 〜 台北に新規就航するLCC「タイガーエア台湾」は、同路線が片道999台湾ドル(約3,800円)になる就航記念セールを開催している。
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東京(成田) 〜 台北間には、既にバニラエアおよびScootの2社のLCCが就航し、2社が頻繁にセールを行っていることもあり、タイガーエア台湾の就航記念セールは率直に言って「就航記念セール」としてはインパクトに欠ける価格設定だったように思う。

タイガーエア台湾のセールでは、日本向けのWebサイト対応などが行われなかった点も、日本人が予約するケースを考えると少々残念。でも、この点に関してはバニラエアが成田 〜 台北線を販売開始した際に、台北発の航空券の購入ができなかった(事前説明あんしに)ことに加えて、台湾のIPアドレスからのアクセスを一律ブロックした(関連エントリ)のに比べれば、はるかに有り難い対応ではある。

タイガーエア台湾の就航記念セールと、それに対抗するために開催された各社のセール内容を比較すると以下。

成田 〜 台北間のLCCの航空運賃 + 空港使用料の比較

航空会社 販売期間 セール価格
(航空運賃)
空港使用料 合計金額 搭乗期間
Scoot 3/27(金)12:00
〜 3/29(日)23:59
6,500円 2,610円 9,110円 〜 6月30日
タイガーエア台湾 3/27(金)15:00
〜 4/1(水)
999台湾ドル
(約3,800円)
約2,610円 6,410円 4月2日
〜 6月30日
バニラエア 3/27(金) 15:00
〜 3/30(月) 23:59
4,900円 1,540円 6,440円 4月25日
〜 6月30日
Scoot
※Expedia
3/15(金) 09:00
〜 4/12(日) 23:59
5,980円 2,610円 8,590円 4月1日
〜 5月31日

タイガーエア台湾の就航記念価格(約3,800円)は、LCC各社の開催するセール価格の中でも最安となってはいるものの、バニラエアが開催したセール(片道4,900円)と比べると差額はおよそ1,000円となっており、価格的には大きな差が無い。
※以下、各社の支払手数料(片道500円前後)については考慮していない。

加えて、バニラエアは4月8日より開業する「成田空港第3ターミナル」に移転(セール対象の搭乗期間は移転後の期間)するため第2ターミナルを使用するタイガーエア台湾およびScootと比べて、空港使用料などがおよそ1,100円安い。

このため、航空運賃 + 空港使用料の合計額で考えると、タイガーエア台湾のセールとバニラエアのセールでの支払総額はほぼ同額となる。

タイガーエア台湾、バニラエアの2社ほど航空券価格は安くないものの、Scootも航空運賃が約6,000円 〜 6,500円になるセールを開催しており、空港使用料とあわせた支払総額は約9,000円となる。

タイガーエア台湾、バニラエアの2社と比較すると、総額が2,000円ほど高くなっているものの、Scootの成田 〜 台北線はLCCで一般的なA320やB737よりも大型のB777型機が投入されており、通常のLCCのフライトと比べると座席間隔が広く余裕がある。

■Scootの座席(スーパー・シート)
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※写真は通常よりも座席間隔の広い「スーパー・シート」

今回のセール内容は「バニラエアまたはタイガーエア台湾の便に+2,000円でScootの便が予約できる」状態と言え、各社のセール内容が非常にバランスが取れているように感じる。
※あくまで、希望の日程がセール対象であれば。という前提にはなるけれど。

ただし、タイガーエア台湾のフライトはScootとほぼ同時刻のフライトとなっており、今回のように+2,000円程度の料金でScootのフライトが予約できるのであれば、個人的にはScootを選ぶことになる。
※実際、今回行われた各社のセールでは、タイガーエア台湾ではなくScootのフライトを予約した。

タイガーエア台湾とScootが、ほぼ同時刻に1日1便のみの運行となるのに対して、バニラエアの成田 〜 台北便は3便/日が運行されているため、スケジュール的にはバニラエアの便が調整し易い。

■バニラエアの成田 〜 台北は3便/日
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タイガーエア台湾の就航記念セールは少々イマイチだったけれど、タイガーエア台湾が新規参入することで、この後各社が健全に競争を行っていくことには期待したいところ。