新宿駅隣接のバスターミナル「新宿バスタ」を訪問 – 出発フロアにコンビニ無し、待合室&チケットカウンターは手狭

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2016年4月4日から開業した「新宿高速バスターミナル」通称「バスタ新宿」を訪問してみたので、感じたことなどをメモ。

バスタ新宿の位置は新宿駅の南側。「新宿ミライナタワー」の3Fと4Fが「バスタ新宿」の施設。新たに設置された「ミライナタワー改札」よりアクセスが可能。

位置的には「新宿駅に隣接」はしているものの、最寄りの改札(ミライナタワー改札)以外から移動する場合や、都営線・東京メトロなど地下鉄および私鉄の新宿駅からのアクセスは5分-10分程度時間を要することがある点は注意。
※特に、新宿駅一帯は巨大かつ迷いやすいので初めてバスタ新宿へアクセスする場合は注意。

■バスタ新宿:地図

バスタ新宿を訪問したのは平日のお昼。事前情報として「バスの発着が非常に多い」ということは認識していたので、バスを待つためのエリアについてもかなり広いものと思い込んでいたけれど、バス乗車前に待機するための待合室はチケットカウンターと隣接しており、チケット購入を待つ客、バスの乗車を待つ客の双方に十分なスペースがあるとは言い難く、利用者が多くなって混雑が発生すると快適に過ごすことが難しいように思う。

更に、待合室およびその周辺(同一フロア)にはコンビニや売店の類いも無く、バスの乗車を待つ間に飲み物・食べ物を購入することが難しい。
※飲み物の自動販売機は設置されていた。

■バスタ新宿:待合室
バスタ新宿 待合スペース

更に、待合室で待機した後に移動するバス乗車エリアには、屋根こそあるものの半屋外となっているため、夏は暑く・冬は寒くなりやすく、バスを長時間待つには適さない。
※そもそも、長時間待つのは待合室の役割ではあるけれど。

■バスの乗車エリア(半屋外)
バスの乗車エリア

また、一見すると「ロ」の形になっているように見えるバス乗車エリアには、乗車エリアが繋がっていない区間があるため、道を間違えると来た道を引き返すことになる構造になっている。

■乗車エリア同士が繋がっていないルートがある
乗車エリア

もちろん、案内表示を正しく確認すれば間違えることはないけれど、一見すると「行けそう」に見える道が繋がっていないのは、バスターミナルが混雑していたり、大きな荷物を運んでいる状態だと間違えやすく、バスに乗るまでに荷物を持って引き返したりするのは面倒くさそう。

そんなわけで、個人的には「バスを待つための十分なスペースや施設が無い」のが一番驚いたこと。訪問したタイミングは特別に混雑していたわけではないけれど、繁忙期は当然混雑することが予想されるし、その状態でベンチに座ってバスを待つことができる乗客と、そうじゃない乗客が一つのエリアにごちゃ混ぜになるのは、ベンチに座れるにしろ座れないにしろ、お互いに落ち着いて過ごすことが難しいように思う。

実際に繁忙期のタイミングでバスターミナルを見たわけではないけれど、直近では4月末から5月上旬にかけてゴールデンウィークの連休を控えており、バスタ新宿のスタッフも乗客もそれほど慣れない状態で多くの乗客が利用すると、小さく無い混乱が起きそうな感じ。 (そうなって欲しくは無いけれど…)

バスタ新宿は、新宿エリアにオープンした大規模なバスターミナルということで個人的にけっこう期待をしていただけに、思っていたよりも設備としての使い勝手は良く無さそう。というのが第一印象。今後、実際にバスに乗るタイミングがあれば改めて確認したいなと。

バスタ新宿の公式Webサイトは以下にて。
新宿高速バスターミナル | バスタ新宿, SEBT

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