東京から大阪への移動手段を調べていたところ、LCCの発着の多い関西国際空港(関空)よりも、神戸空港から大阪都心の方が所要時間が短く、電車などの運賃も安くなっていたので、伊丹・関空・神戸空港から大阪中心部への所要時間・運賃まとめ。
伊丹・関空・神戸空港から大阪中心部への所要時間・運賃まとめ
■前提条件
・各空港からJR大阪駅または梅田駅への所要時間と運賃を計算
・バスは直通バスの空港↔大阪中心部運賃を比較
・電車は「昼特きっぷ」などの割引は考慮しない
空港 | バス(直通) | 電車など | ||
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所要時間 | 運賃 | 所要時間 | 運賃 | |
伊丹空港 | 約30分 | 640円 | 約20分 | 420円 |
神戸空港 | なし | 約50分 | 650円 | |
関西国際空港 | 約60分 | 1,550円 | 約70分 | 1,190円 |
神戸空港が意外に近くて安い、フライトも割安
大阪中心部へのアクセスだけを考えると、関西国際空港よりも神戸空港の方が所要時間が短く・また運賃も安くなっており、実は利便性が高い。(ただし、大阪中心部への直通バス・電車は設定されていない)
首都圏 → 大阪方面(またはその逆)の航空券を検索する際、複数の空港から複数の選択肢を一気に検索するには、スカイスキャナーを使うと便利。
スカイスキャナーでは「最寄りの空港を追加」オプションを有効にすると、東京発では羽田・成田・茨城発が、大阪発では伊丹・神戸・関空発の便が検索結果に一覧表示され、比較・検討がし易い。
スカイスキャナーのWebサイトは以下にて。
航空券徹底比較『スカイスキャナー』
■スカイスキャナーで「最寄りの空港を追加」
首都圏 → 大阪方面のフライトは、スカイマークが羽田 – 神戸と茨城 – 神戸に就航しており、フルサービスキャリア(JAL・ANA)の羽田 – 伊丹便よりも安い価格で購入可能なことが多い。
また、スカイマークの神戸発着便は、LCCの成田 – 関空便よりも安いこともあり、東京から大阪中心部へのアクセスを含めて考えるとLCCよりもコストパフォーマンスが高くなることも。
※LCCは支払手数料のほか、座席指定料、預入荷物が有料オプションとなっている。
■東京周辺 – 大阪のフライト検索結果(スカイスキャナー)
LCCが発着する関空と比べて、神戸空港はそれほど大きな空港ではなく、空港内の各種手続に係る時間や、搭乗口までの移動時間などなども短く済ませられる点も、コンパクトな空港の方が好みという方には嬉しい。