台北にある「台北小米之家」で、入力側(モバイルバッテリーへの充電側)も出力側(スマホ・タブレットなどへの出力側)もQuick Charge 3.0に対応するモバイルバッテリー「小米行動電源 QC3.0 高配版」を購入してみた。販売価格は795台湾ドル(約3,000円)。
■小米行動電源 QC3.0 高配版
■小米行動電源 QC3.0 高配版パッケージ背面
■小米行動電源 QC3.0 高配版
「小米行動電源 QC3.0 高配版」には、モバイルバッテリー本体のほかに、microUSBとType-Cがどちらも使える(変換アダプタつき)のUSBケーブルがセットになっている。microUSB対応デバイスと、Type-C対応デバイスのどちらも1本のケーブルで充電できるのは便利。
■入力/出力端子類
出力側端子はUSB Type-A、入力側端子はType-C。
■本体底面
本体底面には、バッテリー容量や入力・出力に関するスペックが記載されている。
→ちなみに、このモバイルバッテリーを持って中国国内線と、中国→日本の国際線に乗ってみたところ、荷物検査でバッテリー容量などなどをチェックされる機会があったけれど、問題無く機内持込することができた。
■触り心地の良いカバーも
小米行動電源 QC3.0 高配版は、革製の専用カバーも販売されている。販売価格は95台湾ドル(約350円)。
専用カバーを装着して使用すれば、モバイルバッテリーのアルミ部分が傷付いたり他のデバイスを傷つけたりする心配が無くなる上に、カバー自体の触り心地も良く、小米行動電源 QC3.0 高配版の満足度がかなり高くなる。
■小米行動電源 QC3.0 高配版カバーを装着した状態
■小米行動電源 QC3.0 高配版主要スペック
容量:10,000mAh
充電時間:約5.5時間(5V / 2A)、約3.5時間(9.0V / 2.0A 12V / 1.5A)
入力:12V 1.5A / 9V 2A / 5V 2A
出力:12V 1.5A / 9V 2A / 5V 2.4A
サイズ:128.5 * 75 * 12.6mm
重さ:223g
販売価格:795台湾ドル
※台湾での販売価格(定価)。その他スペック詳細はこちら。
薄型・入出力QC 3.0対応で満足、しかし…
小米行動電源 QC3.0 高配版は、厚さが12.6mmと薄型でありながら、入力・出力共にQuich Charge 3.0対応、さらにmicroUSB、Type-Cのどちらにも充電できるケーブルがセットになって約3,000円とコストパフォーマンスが高い。
MacBookへの充電に関しては「バッテリーが無く起動できない」状態から約25分間充電してバッテリー残量が12%まで回復。電源OFFの状態であればそれなりの速度で充電することができる。
→ただし、MacBookを稼働中にモバイルバッテリーを使って充電してみたところ「バッテリー残量が増えていく」ということはなく、「なんとか減らないで済む」という感じなので、「MacBookが稼働中でも充電できるモバイルバッテリー」としてはASUSのZenPower Max(日本でも発売中)の方が確実。
さらに、個人的に気に入っているカバーを装着した際の触りの良さ。まだ使い始めて日が浅いながら、満足度は非常に高い。ただし、気に入って「追加買い」したうちの1台が初期不良品だったようで、バッテリーへの充電が正常にできない状態だった。というのは残念なオチ。
小米のモバイルバッテリー、下がちゃんと動いてて上が初期不良っぽい。(バッテリーに充電できない) pic.twitter.com/vB7KAN6aWB
— Jun Shimada (@shimajiro) 2017年3月25日
そんなわけで海外の小米之家などのショップにて購入した際は、問題無く利用できるかをその場で確認することをオススメ。
「台北小米之家」基本情報
住所:台北市松江路273號2樓 (GoogleMap)
最寄り駅:行天宮駅(3番出口出てすぐ)
営業時間:11:00 – 19:00