世界90か国のデータ通信が国内料金で使える「スカイベリー」(Skyberry)、SBパートナーズが代理店に

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SBパートナーズは、a2networkが提供するWi-Fiルータのレンタルサービス「スカイベリー(Skyberry)」の代理店となることを発表。

SBパートナーズが代理店となることを記念したキャンペーンとして、Skyberryの本体代金(19,800円)が最大75%割引されるキャンペーンを2017年10月末まで開催している。

SBパートナーズのプレスリリースは以下にて。

SBパートナーズ、海外でも国内料金で利用できる定額Wi-Fiサービス「スカイベリー」の代理店契約を締結 | SBパートナーズ株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

海外でも国内料金で利用できる定額Wi-Fiサービス「スカイベリー(Skyberry)」を提供するa2network株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:門田 朗人、以下「a2network」)と、ソフトバンクグループのSBパートナーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 祐介、以下「SBパートナーズ」)は、SBパートナーズがスカイベリーの代理店となる契約を締結し、サービス展開において協力することになりましたのでお知らせします。

Skyberry(スカイベリー)のサービス紹介は以下にて。
Skyberry|Wi-Fiスポットを世界中に連れ出そう!

Skyberryのサービス概要:世界約90か国のデータ通信が「日本と同じ料金」で使える

Skyberryのサービスは、各料金プラン毎に利用可能なデータ通信量(月間7GB〜30GB)を、世界約90か国が含まれる「ボーダレス対象国」でそのまま利用することができるのが最大の特長。

■世界約90か国でデータ通信が料金そのまま使える
世界約90か国でデータ通信が料金そのまま使える

ローミング料金なしに海外でのデータ通信が利用できるのは、海外渡航が多い方・法人にとっては心強いサービスと言える。

ただし、規定のデータ通信量に到達すると、自動的にデータチャージによる課金が発生し、通信量によっては高額な請求が発生する可能性がある点や、海外での利用時には「クラウドSIMチャージ」として、24時間ごとに90円の料金が発生する点は注意。

Skyberryの料金プランなどなどは以下。

■本体代金
12カ月プラン契約時:9,900円/1台
24カ月プラン契約時:4,950円/1台
※10月末までのキャンペーン価格。期間拘束の無いプランで契約可能かは不明

■料金プラン
7GB/月:3,980円
12GB/月:4,980円
17GB/月:5,980円
30GB/月:9,980円
※価格は税別

■追加チャージ料
900円(税別)/1GB
※チャージは50GBまで自動追加される。

■クラウドSIM接続チャージ
90円/24時間
※不課税

■ボーダレス対象外国での利用
900円/日(1日300MBまで高速通信、以降は256kbps)
※不課税

■プラン変更
毎月15日まで→翌月1日から変更
16日以降→翌々月1日から変更

対応端末は「GlocalMe U2」ベース?

プレスリリースに掲載されている画像を見る限り、Skyberryに対応する「Skyberry GiRa」は、uCloudlinkが販売している「GlocalMe U2」とベースは同一と思われる。

■Skyberry GiRa
対応端末は「GlocalMe U2」ベース?

■GlocalMe U2
GlocalMe U2

■スペック
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20
TD-LTE:B38/39/40/41
W-CDMA:Ⅰ / Ⅱ / Ⅳ / Ⅴ / Ⅵ / Ⅷ / Ⅸ / XIX
GSM:1900 / 1800 / 900 / 850 MHz
CDMA/EVDO:BC0 / BC1
サイズ:高さ127mm * 横幅 65.7mm * 厚さ14.2mm
重さ:151g
バッテリ容量:3,500mAh
連続通信時間:13時間
最大接続台数:5台
通信速度(最大):下り150Mbps / 上り 50Mbs (LTE Cat.4)
物理SIMスロット:microSIM * 1、標準SIM * 1
カラー:Gray/Gold
※「Skyberry GiRa」のWebサイトに掲載されているスペックには明らかな誤りがあるので、ここで紹介しているのはGlocalMe U2のもの。

uCloudlinkの販売する「GlocalMe」シリーズには、タッチスクリーンを採用する「GlocalMe G2」および「GlocalMe G3」も販売されており、データ通信量やSSID・パスワードなど各種情報をディスプレイに表示でき、なおかつ各種設定なども行えるので、個人的にはタッチスクリーンを搭載している端末の方が使いやすいように思う。

■ディスプレイ搭載の「GlocalMe G3」(左)と「GlocalMe G2」(右)

ただし、GlocalMeの提供するサービスでは、多様なデータパッケージを切り替えて使うことができない点は不便。複数の国・エリアに渡航する可能性がある場合は、Skyberryのように「世界の大半の国で日本と同じ通信料で使える」となっている方が解りやすい気はする。

とは言え、日本国内の回線がMNO回線なのか、MVNO回線なのか、また中国大陸で利用時はGoogle/Facebook/LINEなどの各種サービスが利用可能なのか?と言った点は明らかにされていないので、この点は確認取れ次第追記または別エントリにまとめるかも。
→a2networkに問い合わせてみたところ、中国大陸でのSNSサービスは「現時点では利用可能」とのこと。サービスとしては保証しかねるものの、基本的には中国大陸では(おそらく)香港の通信事業者のローミング経由での接続となる模様。

SBパートナーズが代理店となることが発表された「Skyberry」のようなサービスは、専用のルーターを必要とする「GlocalMe」などのサービス以外に、SIMカードを単体提供する「AIRSIM」のようなサービスも(海外で)提供されているので、最後にご紹介まで。

世界各地で使えるデータSIM「AIRSIM」は“じゃじゃ馬”を卒業? – ケータイ Watch

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