北海道胆振東部地震で落ち込んだ観光需要を回復するための「北海道ふっこう割」の第二期の要項が発表され、旅行会社などの事業者向けに2018年11月15日(木)〜11月22日(木)の間、募集が受付されている。助成対象となるのは第一期と同様に2019年2月末まで。
商品の発売は、事業者が交付決定通知を受け取って以降となるため、旅行会社ごとに異なるものの、募集受付が11月22日まで行われていることから、11月下旬〜12月上旬に、北海道ふっこう割(第二期)の商品が発売される可能性が考えられる。
北海道ふっこう割(第二期)に関する情報は以下。
北海道ふっこう割事業(国内・第2期)補助金について|北海道観光公式サイト GoodDay北海道
北海道ふっこう割(第二期)は、10月に募集受付が行われた第一期と事なり、補助対象となる事業者は、北海道内に本店・支店・営業所などを有することが条件となっているほか、交通付宿泊商品(ツアー)では、札幌市や小樽市などを含む道央圏(空知、石狩、後志)の宿泊が1泊以内に制限される。
→ただし、胆振・日高地方の宿泊については1泊以内の制限対象外。
よって、交通付宿泊商品(ツアー)では、札幌市に1泊+小樽に1泊などの旅程では助成の対象外となる。これは、北海道ふっこう割(第一期)で発売した商品の人気が、札幌を含む道央圏に集中したため、第二期ではふっこう割の需要を分散させる狙いがある。
割引額などなどは第一期と変わらず、複数の市町村での宿泊を含む交通付宿泊(ツアー)では、1名あたりの予約金額が50,000円以上で35,000円が助成される。
■交通付宿泊商品(ツアー)の割引条件(第二期)
宿泊商品向けの割引条件は以下。
■宿泊商品向けの割引条件(第二期)