Nature Remoのユーザーイベントに参加してきたので、「他のNature Remoユーザーがどんな風にNature Remoを使ってるか」(User Talk)に的を絞ってメモがてらご紹介。
■Nature Remo mini
「Alexa、ただいま」で子供向けの英語教材をかけっぱなしに
4歳と1歳の娘さんと4人で暮らすKさんの活用方法。
Nature Remoのシーンに、
・エアコンを冷房に設定
・シーリングファンを下向きでスイッチオン
を登録して、Alexaの定型アクションとして実行するように登録。
■エアコンを冷房にしてファンを回す
(Alexa経由でエアコンとファンを一括操作)
「子ども(4歳)が帰宅したら電気をつけて英語教材をかけ流し」するために、Alexaの定型アクションとNature Remoを活用。
■「Alexa、ただいま」でリビングとダイニング点灯&子供向けの英語教材を流す
Nature Remoのシーンに、
・ブルーレイの再生ボタンを押す
・リビングとダイニングの電気を点灯
を登録して、
・Alexa側で15秒間待機
・決定ボタンを押す
をAlexaの定型アクションとして実行。
■エアコンの消し忘れを予防、毎日0時にエアコンオフ
英語教材の営業担当が言う「とにかく英語教材をかけ流す」というアドバイスに従って、「Alexa、ただいま」で英語教材の垂れ流しができるように設定したものの、娘さん自身はYouTubeを楽しみたい。ということで、「Alexa テレビ ミュートにして」でコントロールしているとのこと。
■本当は英語教材をかけ流ししたいけれど…
我が家では、3歳の子どもが(自分がそうしているのを真似て)「ねぇ、Google」でGoogle Home(最近はNest Hub)に呼びかけているけれど、呼びかけにうまく反応しないことも多い。
呼びかけワードが「ねぇ、Google」で最低2語必要になるGoogle系のスマートスピーカーよりも、「Alexa(アレクサ)」の1語ですむEcho系のスマートスピーカーの方が、子どもにとってはコントールが簡単かも。とふと。
※ただ、個人的にはGoogle Homeの方がAlexaよりも全体的に呼びかけに反応する確率が高い印象はある。
Nature RemoのWebサイトにレポートが公開されているので追記してご紹介まで。
4歳児がRemoとAlexaを使いこなしている件。【Nature Remo Meet Upユーザートーク③】
双子育児にNature Remoを活用
双子育児中にNature Remoを活用しているというTさんも、スマートスピーカー「Alexa」と連携させながら、エアコン、テレビ、扇風機、加湿器、照明をコントロール。
■Nature Remoの活躍シーン
乳幼児の世話をしていると、物理的に「手が離せない」シーンがあるので、手元にあるスマートフォンを使っての家電コントロールしたり、スマートフォンが手元に無くても音声でスマートフォンをコントロールできるのは便利。
特に、家族が共有で使うリモコン類は、なぜか子どもの格好のオモチャとなり、使いたい時に限って見つからないことが多いので、リモコンを探す手間無く、家電のオンオフができるのは有り難い。
超高齢化社会にNature Remoの活用を
登壇したユーザーの中で最年長、アラカン(だいたい還暦)のNさんは、日本が迎える超高齢化社会においてNature Remoは「自分の意思で、家電をコントロールする」ためのツールと紹介。
■「自分のことを自分の意思でコントロールできる」
さらに、高齢化に伴って思うように体が動かなくなっても、(事前に必要な設定を済ませておけば)自分が思う通りに家電をコントロールできるので、家電の操作で家族や介護者の手を煩わせる心配が無いという。
■「自分のことを自分の意思でコントロールできる」
■アラカンからのお願い
Nature RemoのWebサイトでの紹介は以下。
シニア層にも尊厳ある生活を。【Nature Remo Meet Up ユーザートーク①】 — Nature
米国在住の甥っ子の一言でNature Remoを導入
米国に住む甥っ子が一時帰国した際に言った「アメリカの家みたいにボタン一つで家中のエアコンが一斉につけばいいのに。」という一言でスマートホーム化に取り組んだIさん。
■米国在住の甥っ子の一言がNature Remo導入のきっかけに
Nature Remoのタイマー機能や、外出先から家電をコントールできる機能を活用して、起床前または帰宅途中にエアコンをオンにしたり、外出先からの電気の消し忘れなどなどをチェックするのに活用。
■使用方法&ベネフィット
■今後やりたいこと
ガレージのシャッターコントロールにNature Remo活用
三台のNature Remoを使って、屋内の家電だけでなくガレージのシャッターもコントロールするKさん。
■2chリレー付き赤外線リモコンを活用してガレージのシャッター操作
ガーレジのシャッターを操作する専用のリモコンは、販売価格が高価なので、2chリレー付き赤外線リモコン(3,000円ぐらい)と、Nature Remoを連携させてて、ガレージのシャッターをコントロール可能に。
■ガレージシャッターのリモコンをスマホ対応に
■Siriからもコントロール可能に
「テーブルをノックしたらテレビを停止」
「ワタナベ書店」の中の人のプレゼンで印象深かったのは、「(Nature Remo)のアプリから操作しているだけでは、リモコンを集約しているだけでかえって不便」と言っていたこと。
アプリを使わないNature Remoの活用方法の例として、KnockiとNature Remoを連携させて「テーブルをノックしたら動画を再生/一時停止」をコントロールするほか、Homekitに対応させる例を紹介。
■KnockiとNature Remoを組み合わせて「テーブルをノックしたら動画を再生/停止」
その他、発表資料はこちらで公開されている。
実際に、Nature Remoを使っていると、スマートスピーカーと連携させて家電を音声コントロールしたり、ルール(条件)にあわせた家電のコントロールするのが便利で、Nature Remoアプリを使った家電コントールの頻度は低いなと。
長期外出時の「留守じゃないフリ」も
エンジニアの(?)Nさんは、Nature Remoとスマートスピーカー「Google Home」に、Webサービス(mackerel / Slack)を連携させて、mackerelによるセンサー監視&Slackへの通知を実現。
■mackerel / Slackとの連携も
防犯対策として長期外出時に自動的に照明をオンオフすることで、空き巣対策をしていると紹介。
■長期外出時の照明オンオフも
LINEで「明日の朝エアコンつけて」を予約
エンジニアのU氏は、LINE経由でNature Remoをコントロールして、エアコン・照明・テレビを予約操作する仕組みを紹介。
LINEのトークに送信した内容を「Dialogflow」が解釈し、「App Endgine」が操作内容と時間を記録、予約時間が来たらその内容をNature Cloud API経由でNature Remoに送信するという仕組み。
■LINEを使ってエアコンを予約
この仕組みを開発した理由は、「決まった曜日」ではなく、特定の日にエアコンを予約したい、その仕組みを家族でも簡単に日本語で使えるようにしたいから。と説明。
■作った理由:特定の日に使いたい/家族でも使える
その他資料はこちらで公開されている。
Natre RemoのWebサイトでの紹介は以下。
LINEからエアコン操作を予約できる!?【Nature Remo Meet Up ユーザートーク②】 — Nature
個人的に、Nature Remoは2019年の夏に導入。「外出先からエアコンをコントロールする」と、「定時になったら消灯して子どもを寝かせる」ぐらいしか使えていないけれど、「一つ一つは小さいけど実は手間」を減らしていきたいなと。
Nature Remoの販売ページ(Amazon)は以下にて。