月300GBの「ホリエのWiFi」、1日10GBで128kbpsに速度制限・キャリア切替は端末再起動が必要

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エックスモバイルは、HORIE MOBILEの新プラン「ホリエのWiFi」を2023年10月10日(火)に提供開始した。

エックスモバイルのお知らせは以下にて。
【HORIE MOBILE 新プラン】ホリエのWiFiリリースのご案内 | Xmobile

「ホリエのWiFi」の月額料金は4,180円で本体代金は21,120円、本体代金は880円×24回の分割支払も可能。通信料金からの割引が毎月880円適用され、2年間サービスを利用し続けると、端末代金が実質無料となる。

海外渡航中の利用は日本時間を基準に1か国あたり1日1GBで、海外データ通信の容量超過時の扱いは不明。渡航先に応じた料金が発生する。

「ホリエのWiFi」向け料金プランは、「月300GB」と大容量プランであることがアピールされているものの、実際に利用できるデータ通信量は1日10GBまでに制限されており、速度制限時は当日末まで最大128kbpsまで通信速度が低速化する。(追加チャージなどで回避はできない)

データ通信容量に関する記載(プレスリリース)は以下の通り。

月300GBの大容量で1日10GBまで高速データ通信<4G LTE>が使用可能です。(10GBを使い切った場合、128kbpsに通信速度が低下します。)10GBあればYouTubeを360p(標準画質)で1日あたり約41時間の動画視聴、webページだと約4万回プレビューと実質高速データ通信を1日使い放題で使用できます。

■料金プランは「データ通信1日10GBプラン」と明記
料金プランは「データ通信1日10GBプラン」と明記

端末側は5Gは非対応。4G LTEの対応通信速度は明記されていないものの、使用する端末がGLOCAL NETのNA01(製品ページ)と同様の場合、下り最大150Mbps / 上り最大50Mbpsにとどまる。

ネットワークは、ドコモ、KDDI、ソフトバンクに対応している。とされているものの、発表会ではその仕様について「端末を再起動した際に、最適なネットワークに切り替わる」と説明されており、「移動中(や通信中)に通信品質が悪くなったので自動的に接続先が切り替わる」というような仕組みではない。また、ユーザーが接続する通信事業者を指定することは仕様上できない。

通信品質についてもMNOサービスそのものではなく、MVNOサービスでよくある「平日お昼時間帯に速度が下がりやすい」などの影響があり得る(最近はMNOサービスでも通信品質低下が起きているけど…)

このほか、「デイリーホリエニュース」が配信される、「小麦の奴隷」のカレーパンが毎月1個プレゼントされるなど、「HORIE MOBILE」契約者向けの特典が提供される。

■「ホリエのWiFi」契約者向け特典
「ホリエのWiFi」契約者向け特典

記者発表会の内容は、YouTubeで確認できる

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