「Rakuten TV」は、コンテンツ販売を終了するほか、既にユーザーが購入済みの作品についても、2026年12月で視聴を終了することを発表した。
「Rakuten TV」のお知らせは以下にて。
【重要】「購入コンテンツ」販売および視聴終了について | Rakuten TV ヘルプ・お問い合わせ
【重要】「購入コンテンツ」販売および視聴終了について
「Rakuten TV」にて販売しております「購入コンテンツ」につきまして、2025年12月25日(木)12:00をもって販売を終了させていただくこととなりました。ご購入いただいたコンテンツの視聴可能期間は2026年12月まで(予定)となります。なお、「レンタルコンテンツ」「定額見放題」「ライブ配信」につきましては、引き続きご利用いただけます。
購入および端末にダウンロード済みであっても、サービス側の制限により2026年12月以降は購入済みコンテンツも視聴ができなくなる。
ユーザーからは、購入済みコンテンツがサービス側の都合で利用できなくなることへの不満が多く見られる。
今回の「Rakuten TV」と同様に、サービス終了などの理由で「購入済み」のコンテンツが、購入者の意向に関わらず利用できなくなる事例は過去にも発生している。
具体的には、ローソンが運営していた「エルパカBOOKS」が2024年2月に終了した。このとき、ローソンは購入済みの電子書籍の代金相当額をポイントで返金している。
ローソンの電子書籍サービス「エルパカBOOKS」終了 購入代金相当のポイント返金 – ITmedia NEWS
ローソンは、Android向け電子書籍配信サービス「エルパカBOOKS」(電子書籍)を2月24日に終了する。サービス終了後は、購入した書籍を読めなくなる。ユーザーには、購入済み電子書籍代金相当の「Pontaポイント」を返金する。
また、Amazonの電子書籍サービス「Kindle」で購入したコンテンツについても、所有権が移転する「購入」ではなく、(サービス終了などが無い限り)永続的に利用が認められる「利用権」のような位置づけであり、同様の問題が発生する可能性がある点には注意。
どうしても残したい書籍・映画などのコンテンツは、物理媒体(紙やディスク)で手元に残しておくことも推奨。
■Kindleコンテンツの利用権に関する説明(Amazon)

掲載元:AMAZON KINDLEストア利用規約 – Amazonカスタマーサービス