【Apple】衛星経由メッセージ送受信が利用可能に、iPhone 14以降Apple Watch Ultra 3が対応

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Appleは、山や海上など通常の携帯電話キャリアのネットワークの圏外となる場所でも、衛星経由でメッセージの送受信に対応した。同機能はアクティベーション後2年間は無料で、その後の料金については現時点では不明。

Appleのお知らせは以下にて。

衛星経由のメッセージが日本で利用可能に – Apple (日本)

iPhone 14以降またはApple Watch Ultra 3のユーザーが、電波の届かない場所にいる時でもつながり続けられるようになりました

対応する機種はiPhoen 14以降および、Apple Watch Ultra 3で、携帯電話およびWi-Fiが圏外の状態でメッセージを送信しようとすると、衛星経由のメッセージ送信を促す画面が表示される。

■衛星経由のメッセージ送信を促す画面
衛星経由のメッセージ送信を促す画面

対応する機能は、iMessageとSMSによるテキスト、絵文字、メッセージに絵文字でリアクションするTapback。写真や動画の送受信などには非対応となるため、登山など圏外エリアを行き来する際に家族(など)と連絡する手段として役立ちそう。

Appleでは、2024年7月に日本国内向けに衛星経由の緊急SOSに対応した。

なお、今回対応を開始した衛星経由でのメッセージ送信は、送信先がKDDIと楽天モバイルの場合には送信できないことが、Impress Watchの記事で紹介されている。

日本でiPhone「衛星経由のメッセージ」スタート【石野純也のモバイル通信SE】-Impress Watch

衛星経由のメッセージで送信されたSMSは、受信側のキャリアに制限がある点には注意が必要だ。具体的には現状、ドコモとソフトバンクの回線でしか受信ができない。相手がKDDIや楽天モバイルの回線だと、地上のネットワークにつながっていてもSMSは送信できないというわけだ。

衛星経由でのメッセージ送受信機能は、現時点では無料で利用できる。ただし、SMSメッセージの送信料が発生する場合がある。

料金に関する注記は以下の通り。

Appleの衛星機能は、iPhone 14以降のすべてのモデル、またはApple Watch Ultra 3で、アクティベーション後2年間は無料で利用できます。iPhone 14以降のユーザーが、2024年7月30日に衛星経由の緊急SOSの提供が開始されるより前にデバイスをアクティベーションした場合は、その機能の提供開始の時点から無料体験が始まっています。

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