b-mobile 4G Pair GBのサービス内容が2GB/2,970円という事で、個人的にはなかなか良いかもしれない。という事で、類似のサービスの料金などなどについてまとめてみた。
■比較したのは以下の3つのサービス
・b-mobile 4G Pair GB
・Amazon限定SIMパッケージ
・IIJファミリーシェア 1GB
■b-mobile 4G Pair GB/Amazon限定SIM/IIJファミリーシェアの比較
プラン名称 | b-mobile 4G Pair GB | b-mobile 4G Amazon限定SIM | IIJファミリーシェア1GB |
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初期費用 | 3,150円 | 3,150円 | 3,150円 |
支払方法 | 後払い | 後払い | 後払い |
月額料金 | 2,970円/月 | 1,980円/月 | 2,940円/月 |
通信量 | 2GB/月 | 500MB/月 | 1GB/月 |
SIMカード枚数 | 2枚 | 1枚 | 3枚 |
LTE | 対応 | 対応 | 対応 |
容量上限到達後 | 100MB毎に525円で追加購入可能 | 500MB毎に1,980円で追加購入可能 |
128kbpsで継続利用可能 または100MB毎に525円(税込) |
1GBあたり単価(月額料金) | 1,485円 | 3,960円 | 2,940円 |
2GBあたり単価(月額料金) | 2,970円 | 7,920円 |
2,940円 (128kbpsの場合) 8,190円(追加チャージした場合) |
まずはじめに、b-mobile 4G Pair GBとAmazon限定SIMを比べると、ざっくり月額料金が1,000円/月高くなる対価として、
・SIMカードが2枚利用可能
・通信量が500MB/月 ⇒ 2GB/月と4倍に拡大
といったメリットがある。
但し、容量上限到達後の追加チャージの料金は、Amazon限定SIMよりもb-mobile Pair GBの方が高くなっているので、2GB/月以上使ってしまう可能性があると、割高になるので注意。
※自動的に課金される事はないので、思いがけぬ高額請求とはならないけれど。
料金的にはほとんど同じ価格帯となっている、b-mobile 4G Pair GBとIIJファミリーシェア 1GBを比べると、Pair GBの方が通信量が2GB/月と多いのけれど、IIJファミリーシェア 1GBは、利用可能なSIMカードが最大3枚と多く、1GB/月の容量上限に到達しても、128kbpsの通信速度であれば追加料金なしに継続して通信が利用可能となるのは大きい。
容量上限に到達した時に『通信速度が遅くても、とにかく通信ができる事』を重視するのであれば、IIJファミリーシェア1GBの方が安心ではあるけれど、通信量が2GB/月を上回る事が無ければ、b-mobile 4G Pair GBの方が料金的にはお得になる(^ ^)
そんなわけで、類似するサービスと比べてなかなか競争力のあるサービス内容になっているPair GBだけれど、デメリットとしてあげられるのは追加チャージが100MB/525円と割高な点があるので、
『通信量が2GB/月を超えないまたは超えた場合に通信ができなくてもあまり困らない』
という用途にはオススメ。で、通信量を把握しての運用が苦にならない人向けという印象。
個人的には、MVNOであるIIJや日本通信からマルチSIM的なサービスが相次いでスタートしているので、ぜひともdocomo本体でもマルチSIMサービスを開始して欲しいなと思っているところ(^ ^)
10月からはXiの通信容量の制限が開始されるので、このタイミングでXi向けだけでもマルチSIM対応のサービスが始まらないかなぁ…。