GALAXY S3(SC-06D)をメイン端末として使い始めたのは約10日前。
関連エントリ:GALAXY S3(SC-06D)にメイン回線のSIMを入れて利用開始 | shimajiro@mobiler
この10日間、検証用に『どうしても必要』というシーン以外では、基本的にはiモード端末を使わずに、音声端末やおサイフケータイとしてGALAXY S3をメイン端末として常用してみたけれど、そこで感じた事をいくつか。
- バッテリの持ちは実用の範囲
- 音声通話はiモード端末の方が高品質
- Webで調べてそのまま電話発信は便利
- 純正の卓上ホルダが欲しい
- おサイフケータイの感度:特に問題なし
音声端末として使う上で心配だった、バッテリの消費は極端に心配する必要は無い感じで、僕の使い方だと、音声待受をONにしていてもおおむね半日は持つし、自宅などではWi-Fiを有効にしておけば、よりバッテリ消費を抑える事が可能になり、十分実用の範囲だった。
但し、eneloopなどの予備バッテリ無しで運用が可能かと言われると、まだまだ厳しく、何らかの予備バッテリは欠かせないのも事実ではある(^ ^;
iモード端末の場合は、2,3日は放っておいてもバッテリの心配は不要だったので、それと比べるとバッテリ消費は大きいのだけれど、極端に心配する必要も無いという感じ。
しばらく音声通話端末として使ってみて感じた事は、音声通話の品質としてはiモード端末の方が安定していて使いやすかったという事。
具体的に発生したのは以下のような現象。
・通話中に何らかの原因でノイズが入っていた。
・通話中にこちらの音声が相手に聞こえていない事があった。
常に発生したというよりは『たまに発生した』という感じなので、再現条件がよくわかっていないのだけれど、iモード端末を使っていた頃には特に問題が無かった音声通話で、ノイズが乗ったり相手に声が聞こえていなかったりしたのは少々意外だった。
逆に、人伝えに聞いていた『着信を取ろうとしたら再起動した』というような類のトラブルは無くて、そういった点では問題無く利用が出来ていた。
Androidスマートフォンを音声端末として使ってみて実感したのは、Webでお店の情報を調べて、そのまま記載されている番号に電話発信出来るのは便利で、例えば初めて行くお店に営業時間を確認したり、予約を入れたりする際に、何かと便利な音声通話がし易いのは非常に便利。
ただ、残念なのは電話発信自体はカンタンなのに、前述の通り通話品質が安定しない事があるのと、Xiの音声プランには無料通話が無いので、Xiカケ・ホーダイで定額対象となるdocomoの電話番号以外への発信については、基本的に割引の無い電話代が発生するという点で、この点はXi向けに無料通話のあるプランが出る事に期待したい。
メイン端末として使う場合の絶対条件としては『バッテリーを切らさない事』なんだけれど、普段ガジェットを常時充電しておくという習慣が無いので『気がついたらバッテリーが切れていた』という事がまぁまぁある(^ ^;
これを防ぐための手段として、利用頻度が高い端末には卓上ホルダを使って、充電するのを忘れないようにしているのだけれど、残念ながらGALAXY S3(SC-06D)向けには純正の卓上ホルダが発売されていない。
※サードパーティ製のものはいくつかあるけれど…。
サードパーティ製のものを購入するのも良いのだけれど、できれば純正で出てくれると安心&docomoポイントを使っての購入が出来るので嬉しいなと(^ ^;
人伝えに聞いていた『おサイフケータイの感度が悪い』という情報も、実際に僕が使ってみる範囲(1日に複数回おサイフケータイ利用)においては、特に読み取りエラーとなる事も無く、問題無く利用する事が出来た。
ただ、GALAXY S3はやや端末が縦長になっていて、Felicaチップのマークは端末の真ん中あたりに印字されているので、端末の先端を読み取り機にかざすのでは無く、端末の真ん中辺りをかざす。という使い方が良いのかも。
そんな感じで、GALAXY S3をメイン端末を使ってみた感想として、極端に使いにくい事は無かったけれど、音声回線をiモード端末で利用するのと比べて、強烈なメリットがあるようにも思えず、今後メインの音声回線をiモード端末で使うか、Android端末で使うかは悩ましいところ。