『志向性』が重要だなぁと思う

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*成田 ⇒ コペンハーゲンの約12時間のフライト中に思いついた事をエントリに残してみる。

TVの地上波放送を1つとってみても、同時に6つぐらいの局から基本的には新しい番組が流されているし(再放送的なコンテンツはあるけれども)、BlogやSNSなどのCGM的なサービスによって、マスメディア以外でも、大量の情報が発信されていて、自分の一生をどう使ったって生み出されている全ての情報を消費する事が出来ない状態にある。

解り易い例で言うと、Twitterでのフォロー数が200件越えたあたりから、全部のツイートを追うのが現実的じゃなくなりますよね?って話に近いかも(^ ^;

当然、情報としては既に体系化されているものであっても、自分がその情報に触れる何らかの機会が無ければ、自分にとってはその情報は存在していない無いのと同じで、既に存在している情報を活かすためには、そのきっかけとなる『志向性』と言うような、対象への興味や関心が極めて重要なんじゃないかと思う事が多々ある。

例えば、今回の出張にあわせてスペインで利用可能なプリペイドSIMの情報を調べている(関連エントリ)のも、『必要だから、海外ローミングの定額よりコストが安くなるから』という面も多分にあるけれど、最低限『現地で定額利用可能な回線を用意する』という意味で言えば、海外パケ・ホーダイで必要十分とも言えるわけで、そんな状況でもわざわざプリペイドSIMの情報を調べるのは、突き詰めて言うと『それ自体が楽しいから』という他無いような気がしている。

そんなわけで、『一生かかっても消費する事の情報が存在して、Google検索などを使えばそれらの情報に容易にアクセスする事が出来る』という状態の中では、個々人の『志向性』というか、『何をなすべきか』『どうしたいか』というモチベーションが、非常に重要なリソースだなぁと思う事が多い。

なので、少しでも『志向性』が持てる対象については、ある程度の段階まで調べてみるとか、自分なりに整理してみる。というような事に最近挑戦しているのと同時に、なるべくたくさんの『志向性』と出会えるように、『きっかけ』を大事にしていきたいなぁ。と思っていたりする。

というあんまり整理されてない思考をエントリに残してみた。

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