成田⇒コペンハーゲンに向かう飛行機の中で、過去自分がBlogに投稿した情報を確認したい。と思って、各種デバイス向けのEvernoteのオフラインキャッシュの結果を検証してみた。
*前提として、各種モバイルデバイスでのオフラインキャッシュ機能はEvernoteプレミアムじゃないと使えないので注意。
■Android向け
デバイス:Desire HD
バージョン:Evernote 2.6
設定:全てのノートブックをオフライン同期に設定
外部記憶:microSDを使用
これまで、ちゃんと確認した事は無かったのだけれど、約2年半前に一番最初にEvernoteに保存したノートを含めて、3,000件近いノートが全て保存されていたのは驚いた(^ ^)
*まぁ、『オフラインキャッシュ』というからにはそうあって欲しい。と願ってはいたのだけれど…。
これまでEvernoteをモバイルで利用する場合、iPod touchで利用する機会が一番多かったのだけれど、Android向けバージョンの完成度がこれほど高まっているとは思っていなかったので、これからはAndroid版メインで使おうかなぁ…。
⇒何よりも、画像やPDFデータも含めて、『過去Evernoteに保存したデータが、全部オフラインでも閲覧出来る』という点が徹底されているのが、当たり前ながらも素晴らしいなと。
ただ、気付いた点としては、Android向けのEvernoteの検索は、Evernoteサーバ側で処理を行うらしく、オフラインの状態で検索を行おうとしたら『オンラインにして下さい』の表示が出てしまったのは残念(^ ^;
恐らくローカルで検索を行うと重たいとか、ローカルで検索をサポートするよりもサーバサイドで処理する方が都合が良い事情があるんだろうな。とは思いながらも、最近のハードウェアならさほどパフォーマンス的に問題も無いような気がしているし、事実iPod touchで使う分にはオフラインでも検索できるのだから、Android向けでもオンラインじゃなくてもローカルで検索が走るようにしてはくれないだろうか。
■iPhone/iPod touch向け
デバイス:iPod touch 第4世代 64GB
バージョン:Evernote 3.4.2
設定:全てのノートブックをオフライン同期に設定
全ノート約3,000件のうち、800件近くまでのノートがオフラインキャッシュされており、それより古いノートはタイトル等のノートのヘッダ情報と、サムネイルの情報しか保存されておらず、テキストのノートでも内容は保存されていなかった。
オフラインにキャッシュされるノートの容量がどう定められるのかは良く理解していなくて、どうやって古いノートをキャッシュすればよいのかも謎。
この辺は一度調べてみようかなぁ…。
■iPad向け
デバイス:iPad Wi-Fiモデル 16GB
バージョン:不明(多分 現時点で最新)
iPad向けバージョンでは、キャッシュされていたノートは1件のみという極めて残念な結果に…(^ ^;
iPad向けのEvernoteは、iPhone等向けのものと違って、オフラインキャッシュに関する設定らしきものは無いので、多分設定の問題とかではないと思うけれど…。
2011.2.25 追記
iOS向けのEvernoteでもオフラインキャッシュする事が出来ました。設定項目があったのに気づかなかった…orz
と言う訳で、オフラインのキャッシュであれば、Android/iOSを問わず可能になっている模様です。
iPad向けのEvernoteでもノートがキャッシュできた | shimajiro@mobiler
iPadの場合は、『基本的にはWi-Fi経由などのオンラインで使う』という思想なのかなぁ?それとも単純にEvernoteの戦略としてiPhone向けのものよりも、開発のプライオリティが低いとか???
*どちらかと言うと後者のような気はしている
と言うわけで、結論としてはAndroid向けのEvernoteが案外にいいぞ。という事に気付きましたと(^ ^;