単体サービスとしては、
FOMA契約有： 800円／月
FOMA未契約：1,575円／月
で利用可能な『Mzone』と同等のサービスが、docomoのスマートフォン向けのISPサービス『spモード』契約者向けにはspモード『公衆無線LANサービス』として、315円／月で利用する事が可能となっているので設定方法のご紹介。
spモード『公衆無線LANサービス』に関する説明は下記サイトにて。
spモード『公衆無線LANサービス』 | サービス・機能 | NTTドコモ
docomoのMzoneは地下鉄駅のほか、スターバックス、モスバーガーなどなどで利用可能となっており、ちょっとした作業をする際に利用する場所がエリア化されている事が多いし、通信速度も安定しているので、個人的にはお気に入り(^ ^)
spモード『公衆無線LANサービス』の設定手順は以下。
- spモード『公衆無線LANサービス』に申込みする
- spモード『公衆無線LANサービス』のログイン用 ID／パスワードを確認する
- 公衆無線LANへのネットワークログインの設定を行う(必要な場合)
- 接続する端末にspモード『公衆無線LAN』のID／パスワードを設定する
spモード『公衆無線LANサービス』への申込みを行う。
spモード『公衆無線LANサービス』申込み方法(docomo)
■対応している申込み方法
Mydocomo(PC)
iモード対応機種
spモード対応機種
電話
ドコモショップ店頭
今回は、spモード『公衆無線LANサービス』申込み以外にも同時に色々と手続きを行ってもらう必要があったので、ドコモショップ店頭で申込みを行った。
spモード『公衆無線LANサービス』の申込みと同時に、ネットワークにログインするためのSSID／WEPキー(下記に記載)がわかるようになる。ドコモショップでは書面通知された。
spモード『公衆無線LANサービス』のログイン用 ID／パスワードを確認する。
今回は、docomoのGALAXY S2(SC-02C)から確認作業を行ってみた。
https://spmode.ne.jp/setting/
*spモード経由での接続時のみ閲覧可能
spモード各種設定 ＞ 公衆無線LAN設定 ＞ 確認 ＞ spモードパスワード入力
のフローで表示されるページ(下記画像)に記載されている、公衆無線LAN ID／パスワードを確認する。
■公衆無線LAN設定確認ページ(画像クリックで拡大)
*このページは再表示するのが面倒なので、内容をスクリーンショットなりテキストでコピーするなりしておくことをオススメ。mopera Uスタンダード + 公衆無線LANの場合と違い、内容を再表示することは可能(^ ^;
必要に応じて、公衆無線LANへのネットワークログインの設定を行う。
*ちなみに、今回設定を行ったBF-01Bではこの作業は不要だった。
SSIDとWEPキーは以下。
SSID：docomo
WEPキー：e3f4aad65c
spモード『公衆無線LANサービス』のID／パスワードを確認したら、公衆無線LANサービスを利用する端末に、ログインの設定を行う。
この設定で間違えやすいのがログインするためのIDの入力で、IDは『hogehoge-spmode@docomo』と、最後の『@docomo』まで入力する必要があるので注意。
今回はspモード『公衆無線LANサービス』を契約した回線とは全く関係の無いモバイルWi-Fiルータ『BF-01B』にログイン設定を行ってみたけれど、BF-01B本体にSIMカードが無い状態でも公衆無線LANサービスのみの利用は可能になっているので、SIMなしBF-01Bをホットスポット専用ルータとして使う。という使い方も可能になる(^ ^;
本来、1つの契約で同時にMzoneに接続できる端末は1台なんだけれど、BF-01Bは回線部分を公衆無線LANサービスに接続して利用する事ができて、結果的に1契約で複数台同時利用が可能になるので便利(^ ^;
今回契約したspモード『公衆無線LANサービス』のように、docomoの『Mzone』を使った各種公衆無線LANサービスはアクセスポイントも多いし、速度も安定していて良いサービスなんだけれど、利用開始の際の手続き／設定のハードルがやや高めなのがもったいないところ。
スマートフォンの普及後のネットワークの状況を見てみると、インフラが最も充実しているとされるdocomoでさえ、局地的に通信がしにくい状況が発生したり、速度の低下が起きているのを京王線新宿駅などで実感しているので、携帯ネットワーク側にかける負荷の軽減を考えると
・公衆無線LANの利用無料
・公衆無線LANエリアに入ったら自動で接続可能に
ぐらいのことをやっても、良いんじゃないかなぁ…とか思ってたり(^ ^;