一部でささやかれていた、WX320K発表説は何事も無かったかのようにスルーされ、あったのは9(nine)の予約開始によるウィルコムストアの負荷増大のみ。
W-ZERO3の発売開始の際にも負荷増大により接続が難しくなったウィルコムストア。以前と違うのは、料金確認などが行えたpic@nicをウィルコムストアと統合した環境にあるので、新機種の予約販売のたびにシステムダウンしていると困るのです。実際、11日(月)のAM0:30とかに料金確認しようとしたらなかなかつながらずに断念。
さて、ウィルコムとしては大々的な発表となった、2005年9月末のWX310シリーズの発表から、1年と3ヶ月が経過した今も、「シリーズ」としての音声端末は投入されないまま。ウィルコムの契約者数は、MNPの開始やソフトバンクの限定条件付音声定額に圧される形で、ここ数ヶ月は元気が無い。純増は続けているものの、ピーク時の約4分の1の純増と、厳しい数字が続いている。
音声定額を出してからnico.を発売するまでダイブ遅かったし、WX310の初期ユーザが10ヶ月を経過しようとするところにWX320シリーズの情報は全く流れてこないしで、この端末投入時期の悪さがウィルコムらしいと言えばウィルコムらしい。早くWX320シリーズが発表されないものだろうか。