auがPCでのデータ通信事業への本格参入を発表した。
au、下り最大3.1Mbpsのデータプラン「WINシングル定額」(ケータイWatch)
これまでウィルコムが強みとしてきた、『マイクロセルによる利点』で実現されたいたサービスが、今年営業を開始したイーモバイルを皮切りに、DoCoCo、auと携帯電話陣営の参入が続いている。
これまでの携帯電話事業者が提供するPC向けデータ通信事業は、、
イーモバイル→エリアが狭い
DoCoMo→料金が高い。制限事項が多い
という欠点があったのだけれど、今回のauのサービスはどちらの穴も埋められていて、モバイルのデータ通信環境でかなり期待をしていいのかもしれない。
と、誉めちぎっておく一方で、実際にユーザー数が増えたときに本当に速度が確保できるのか。という点については不安が残る。
イーモバイルについても、EM・ONEが悪いのかネットワークの問題なのかはわからないけれど、繋がらないことが往々にしてあって、イライラすることがあった。
その点、『安定性』という意味においてはウィルコムのカード端末では全く問題がなかったので、とかく通信速度の理論値をメインに語られることが多い中で、数値に表れない使い勝手というのも重要な指標になることを忘れると痛い目を見ることになりそう。
auのサービスには期待はしているものの、その分懐疑的でもあったりする。
とりあえずはイーモバイルの二年縛りが効いているので、静かにサービス動向を見守る予定。
…ちゃんと計算してないけれど、イーモバイルの料金にはISPも含まれているので、そこを考慮するとauの料金は意外と安くないのかもしれない。