世界中でミニノートPC市場を爆発させるきっかけになったEeePCの後継機、Eee PC901-Xのカタログに書いてある内容がとても的確でモバイラーの心を掴んでいると思ったので、ここに紹介したい。
- 大切なデータを守ります
- 長時間の連続使用もラクラクこなせる
- 広くて使いやすくてキレイな画面
- 6倍高速な無線LAN機能でサクサクインターネット
- 世界中どこからでもアクセスできる20GBの保存スペース
SSD採用でHDDよりも対衝性が高いですよ。という内容。
カバンに入れてぶつかったり押しつぶされたり、動かされたりという環境を強いられるモバイルノートPCに対衝性はかなり重要な点じゃないかと思う。そして省電力という点も見逃せない。
バッテリー駆動時間が最長8.3時間という長時間という内容。
Atomの採用やSSDの採用による省電力性をアピール。
8.9インチで1024*600の画面解像度。前モデルは7インチで800*480だったのでぐっと使い勝手が良くなったんじゃないかと思う。
IEEE802.11n対応を唄う…けど802.11n対応のホットスポットAPってまだまだ少ないような。今後普及してゆくのでしょうか。
今回面白いなー。と思ったのが、SSDの採用でどうしても容量辺りの単価はHDDよりも高くなってしまう点をカバーするべく、保存領域をウェブベースに持ってきているところ。
ハードウェアとしての容量増強は、必要になるユーザーとそうじゃないユーザーにわかれてメリットを受けるユーザーが限定されてしまうが、一律のコスト高になるところを、ウェブベースの管理というのはなかなか面白い解決策なんじゃないかと思う。
特に前の二つは、モバイラーの問題点を鋭く突いた良いアピールポイントだと思う。
現状の問題点をこうやって解決してます!みたいな点が明確になっていて、すごく好感が持てる。
そんなところもあって、今僕が欲しいミニノートの中では最有力のEeePC。
でももう少し待てば、別のメーカーからもっと面白い製品が出てくるかも?と思わせるほど参入が相次いでいるのが、ミニノートPC市場の面白いところ。