Eee PC S101 ファーストインプレッション&開封レビュー

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今日から国内発売が始まった、Eee PC S101を購入してきたので開封レビュー&ファーストインプレッション

ASUS Eee PC S101 EEEPCS101-CHAMPAGNE シャンパン EEEPCS101-CHP007X
ASUSTek (2008-11-22)
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■ファーストインプレッション

はじめてAtomマシンを触ってみて、正直それほど快適さとかは期待していなくて、モッサリでもバッテリーがしっかり持ってくれれば嬉しいな。
程度に思っていたけれど、同じぐらいのサイズで仕事用に使っているVAIO VGN-TX51Bと比べると、Eee PC S101の方が快適に感じる処理もある。

全体的にはCPUはそれほど早くないけれど、高速化されたSSDのおかげか、OSやアプリケーションの起動がかなり高速だと感じた。
個人的に驚いたのが、ページ閲覧や切り替えは早いが、どちらかと言うと起動は早くないブラウザ、Operaの起動が1秒以内だったこと。自宅のデスクトップだと5秒近くかかるので衝撃的なスピードだった。
#インストール直後で、ブラウザキャッシュのデータが少ないとかにも起因しているのかもしれないが…。

さらに嬉しいのは、起動中からスタンバイ状態への移行がかなり早い。デフォルトの状態で、起動中からディスプレイを閉じるとスタンバイ状態へ移行するが、これが約3秒ほどで終わるので、かなり早い印象。この時間が短いと、例えば電車の中でPCをいじりながら、降車駅について降りる準備をし始めるまでの時間を削る事が出来るので、効率が良い。

しかも、ラッチレスなので、液晶をパタンと閉じるだけで勝手にスタンバイモードに入るし、復帰するときも液晶を軽く持ち上げる事で開く事が出来る。もちろん、スタンバイからの復帰は5秒以内で戻れる。ラッチレスである点を含めて、『使いたいときにすぐ使える』というモバイルのニーズを十分にかなえてくれるように思う。

さらに動作音も静か。小さいPCは熱を逃がすのが難しくてファンが小型にならざるを得なくて、代償として音が大きくなってしまうのは仕方が無い。と思っていたんだけれど、Eee PC S101に関しては、動作しているのかどうか気づかないほど音が静か。処理負荷が高い処理を継続するとファンが回って音がするかもしれないが、静音性はかなり高い部類に入ると思う。

というわけで、全体的には超満足度の高い逸品のEee PC S101だが、きっちり伝えておかないとならない点は1つ。

それは、このマシンをメインマシンとしてPCを使い始めたりするのはオススメしないという点。購入時にも言われたが、ウィルス対策ソフトの類は付属しないし、MSOfficeも付属しない(代わりにStarOfficeが付属する)ので、国内のメーカー製PCで当たり前に出来る事が、Eee PC S101ではそうとは限らない。
さらに、光学ドライブの類は付属しないので、他にPCが無くてネットワーク経由でドライブを使う事が出来ない環境またはスキルであれば、物理的に他の光学ドライブを買う事になる。

つまるところ、限られたSSD容量などのスペックで十分に利用価値がある。と判断が出来る人にとっては、めちゃめちゃオススメしたい逸品ではあるが、『安いから』と言ってエントリーモデルとして最適かと言われると、それはちょっと無茶があるような気がしている。

それは置いといて、個人的にはEee PC 901もいいなぁ。と思いながらも待った甲斐があっただけの、十分な処理性能と十分なキーボードサイズを備えた、大満足の製品である。
…使っていくうちに不満が出て、購入直後の満足度が最高。というパターンかもしれないが、それは気にしない(^ ^;)

■購入方法と価格に関して

新宿のヨドバシカメラで、イー・モバイルのモデムとのセット割引で購入。
本体価格69,800円に、イーモバイル同時契約割引30,000円と、データ通信用モデム(D02HW)が無料で、貯まっていたポイントを充当したので35,000円。

うち10%はポイントに還元されるので、実質32,000円程度で購入する事が出来た。
これだけのスペックを備えたマシンが割引込みとは言え32,000円で入手できるなんて…。スゴイ時代になったもんだなぁ。

■開封レビュー&写真

【外箱】


黒い外観の箱は、手触り、色共にEMONSTERの外箱とソックリ。

『安っぽくない』というのはEee PC S101全体を通して感じた事だけれど、この箱はまずそれを感じた。決して安っぽい箱ではない。商品の誇りを伝えてくれるような箱。

【箱のロゴマーク】


Eee PCというロゴマークが刻まれている。
このロゴマーク、商品の中の至るところに刻まれているので、ロゴマークでお腹いっぱいになってしまう。

【外箱を開けたところ】


本体を収めている専用のケースが拝める。
このケースも安物な感じはせず、本体をきっちりと収めてくれるし、専用に作られているので作りに無駄が無い。

触った時の質感も良く、オプションで買うと2,000円~3,000円くらいしてもおかしくないようなクオリティだと思う。
ACアダプタなどもそうなんだけど、『持ち運んで使う』事を想定して、予め実用的に『使える』ケースが付属しているのはポイントが高い。

【本体を取り出した箱】


箱の左右にACアダプタと電源ケーブル&マウス、下側にマウスを入れる袋が付属する。

【本体ケース】


先ほど紹介した、本体が収納されているケース。
蓋は微弱な磁力で止める事が出来るので、特別な留め具は無い。

【本体ケースロゴ】


本体ケースのロゴ。

【シャンパンゴールドの本体】


購入したのはシャンパンゴールド。

色はあんまり目立つ色ではないけれど、他のノートPCに良くあるようなカラーではないので独自性はある。

個人的には、もう少しビビッドな配色があった方が、オモチャっぽくて好きなんだけれど、90Xなどとは違って、S101についてはあくまでもワンランク上のネットブックという事で、高級感を大事にしている事が随所に感じられるので、そもそもターゲット層が違うのかも。

【本体に刻まれたロゴ】


ところで、『Eee』と『Eee PC』のロゴがあるのはなんでだろう?

【キーボードのアップ】


本体天板と同じように、キーボードにもラメが入っている。
個人的には好きじゃないけれど、別に見るモンでも無いしいいかw

【ポインティングデバイス】


タッチパッド + マウスクリックに相当するバー。
このバーにもラメが入っている…。凝ってるなぁ。

不便なのは、クリック操作を行うバーが、左と右にわけられておらず、正確なクリックのためにある程度的確な場所を押さないと、思うように動かない事。

本体内蔵のポインティングデバイスが使いにくいのは、付属されているマウスで補って欲しい。という事なのだろうか?ノートPCではマウスを使わずにタッチパッドで操作する派としては、この仕様はちょっと残念である。

【付属品シールにもロゴ入り】


付属品シールにも『Eee PC』のロゴがある。
細部にも手抜きは感じられない。

【ACアダプタ、電源ケーブル、バッテリ】


持ってみると解るが、バッテリはかなり軽い。
ACアダプタ・電源ケーブル共にコンパクトにまとめられている。バッテリだけでもかなりの時間使えるけど、ACが無いと電源が持たない時にはカバンの中に入れる必要がある。

で、出来ることならそれらはコンパクトな方がいいよね。という事をキッチリ解った設計がされているように感じられて好感が持てる。

【USBマウスを入れる袋】


これも安っぽい感じはしない。
個人的にはマウスを使わないので不要だが…。

【その他付属品】


マニュアル類、スクリーンを拭く布、サポートDVD、マウスなどが付属する。

【本体裏面】


バッテリの部分にある黒いシートは剥がすもの?
と一瞬思ったけど、剥がすとマズそうな感じがしたのでそのままバッテリを収めた。
バッテリ関連は間違えると怖いだけに、これは注意書きか何かして欲しいぞ…>ASUS

【ACケーブルと電源ケーブルを接続】


青いLEDが点灯して通電を知らせる。

【本体のバッテリ充電を示すLED】


色はオレンジ。

【電源ONにした時の本体LED】


色は白

【各種状態を示すLED】


左から、バッテリ、SSDへのアクセス、CapsLock、無線LANの状態を示すLED。

【Atom insideシール】


初めてのAtom。さてその実力はいかに…?

【起動後画面】


アイコンが大きい事が、1024 * 600解像度の証拠。
縦の解像度は厳しいけど、工夫次第で使いやすくなる。

とりあえずWindowsのタスクバーを、画面下から画面左側へ移した。
これは複数のアプリケーションをガンガン起動して切り替える時に使いやすい。という仕事上の経験で慣れてしまったので、解像度に関係なくこちらの方が使いやすくなってしまった。という理由もある。

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