業界最安の「月額780円」を実現した理由──イー・モバイルの狙いとは(ITmedia)
イー・モバイルの基本料金780円プランに関する記事。
で、注目したのは以下のくだり。
さらに、データ通信が定額かつ無制限で利用できるイー・モバイルでは、月間平均で1ユーザーあたり約1.9Gバイトのトラフィックをさばいており、「それに比べれば音声のトラフィックは、それほどたいしたことがないことが分かった」と執行役員副社長の阿部基成氏。
1.9GBって凄いな…。
1.9GBをパケットに換算すると、約1,600万パケットになるわけで、これまでの”ケータイ”のネットワークの使い方からすると、尋常じゃないボリューム。
というのも、先日のソフトバンクモバイルのCTOの発言では、
「2年前のボーダフォン買収時、月間1000万パケットは1人か2人というレベルだったが、先月の時点では1億パケット以上は100人を超えている。iPhoneで24時間動画を視聴すると1億パケットに軽く届くが、これは平均の数百倍。どんどん制御できないレベルになりつつある。
という発言にあるように、少し前までは”ケータイ”が生み出すトラフィックは1,000万パケットもあればかなり多い方だったにも関わらず、イー・モバイルのユーザは平均で1,600万パケットを消費するというから驚き。
イー・モバイルのネットワーク利用方法が、ケータイで使われるような形ではなく、PCとの接続してのモデムなどの用途という違いは考慮する必要があるものの、モバイル環境でこれだけ多くの通信が発生している。というのは違いが無いわけで、モバイルでのデータ通信のニーズというのはかなり強い事がこのデータから解る。
ちなみに、僕自身のイー・モバイルの通信量は毎月1GB以下におさまる事が多いので、プラン的には『ギガデータプラン』の方が良いかも知れない。とは思いつつ、ギガデータプランの上限金額が高いので怖くて変更できないでいる(^ ^;
もうしばらく様子を見て、問題なさそうであればギガデータプランに移行しようかな。