Googleが開催した、開発者向けイベントに関する記事が掲載されている。
「Google Wave」を日本初披露、グーグルが開発者向けイベント(InternetWatch)
このイベントではいくつかトピックスがあるのだけれど、Android Market(AppStoreのAndroid版)に関するアナウンスがされているので引用したい。
Android用のアプリケーション販売・提供プラットフォーム「Android Market」について、グーグルのデベロッパーアドボケイドであるクリス・プルエット氏が説明。「HT-03A」の発売後2~3カ月間は、無料アプリのみをラインナップし、その後、有料アプリを提供していくという。
Anrdoid Marketはまずは無料アプリのみでローンチし、その後有料アプリを提供していくとの事。
有償のアプリケーションの購入には、Google Checkoutを利用する事が既にアナウンスされているけれど、この決済をキャリア決済(ドコモケータイ払い)で行う事が出来ると、ユーザとしては支払い情報登録の手続きが不要だし、アプリケーション開発者としては決済ハードルが下がるのでアプリケーション販売数が期待できるようになるのではないだろうか。
※ただし、ドコモケータイ払いはそもそもiモード対応端末向けの決済手段であるので、iモード非対応のAndroidでは対応できない。という問題がある。
Android Marketの運用部分で気になることとしては、iPhone OS 3.0でサポートされるディザリング(PC等とのネットワークの共有機能)はSBMではサポートされないという事例もあり、キャリア・ネットワークオペレータの意向にそぐわない種のアプリケーションをどう扱っていくのか?も気になるところ。
また、「Google Developer Day 2009」のサプライズとして、事前登録して来場した開発者全員に、HTC製のAndroid搭載端末を無償で提供すると発表。会場から歓声が上がった。
イベントに事前登録を行った開発者全員にHT-03Aが無料で配られる。という大盤振る舞いはスゴイ。
それだけ、スマートフォンにおける一般開発者開発のアプリケーションの重要性を認識しているって事だろう。
確かに、今現在Windows Mobileで使っているアプリケーションも、『自分が使うのに不便だからそれを解消するために開発した』という思いをひしひしと感じる多くのアプリケーションが数多くあり、僕と同じようにそれらのアプリケーションによってスマートフォンの利用が支えられているという方も多いだろう。
HT-03Aが発売されたら、何らかのAndroid端末は買おう。(もしかしたらG1かもw)