XGPが年度内は事実上の無料モニターサービスということで、直近で使えるモバイル高速回線について考えてみた。
実効速度の面で最速なのは、UQ WiMAX。
エリア的はまだまだ発展途上だけれど、通信速度面ではピカイチ。過去実際に使っていた経験としては、2~3Mbps程度は出る。
計測条件が良ければ、下りで15Mbpsを超えるケースもあるというから驚き。
UQ WiMAXのメリットは契約期間などの縛りが緩い点で、最低契約期間は1ヶ月~となっており、10月からは1日だけ利用が可能な『UQ 1 Day』も開始されるなど、『必要な時だけ契約』ということが行いやすい。
最大のデメリットはやはりエリア面で、建物の中はすこぶる弱いので、あらかじめ利用可能な場所である事が分かっていないと、使えない時が怖い。
もうひとつの選択肢が、『イー・モバイル』のHSPA+対応端末。こちらの端末の下り最大速度は21Mbpsと、既存ケータイキャリアの中では最速(UQ WiMAX、XGPを除く)
イー・モバイルのメリットとしては、例え21Mbpsでは繋がらなくても、案外エリアが広くて通信ができてしまう点。スーパーライトデータプランであれば、料金下限が1,000円/月~と低く抑えられる点がある。
反面、デメリットとしては21Mbps対応のエリアが不明確なのと、ユーザが増えれば増えた分だけ速度が低下するわけで、既に都心部では速度低下が体感できるほどになっており、最大21Mbpsの恩恵がどれだけ受けられるかが不明な点。
その他の選択として、理論値での通信速度は圧倒的に劣るけど、多少遅くても安く済ませたい!という方には、WILLCOMの『新つなぎ放題/980円』プランをオススメ。
通信速度が遅いという問題を除けば、エリア的にもそこそこ広いし、対応端末も割と選択肢が広くて、仮にPCの回線としてはで使わなくなった場合も、W-ZERO3シリーズにW-SIMを入れたりする事も可能なので、利用用途が広い。(まぁイー・モバイルの白ロムという選択肢もあるけれども)