WILLCOM XGPとUQ WiMAXの比較

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事業再生のADR申請を行ったWILLCOMが賭ける次世代通信規格、『XGP』を用いたサービスが、10月1日より開始されると発表された。

WILLCOMのプレスリリースによると、WILLCOM CORE XGPの概要は以下。

■「WILLCOM CORE XGP」概要
1. サービス開始 2009年10月1日(木)
2. 料金プラン名称 「XGPデータ定額フラット」
3. 月額料金 4,380円(税込)
4. サービス提供エリア    東京都山手線内の一部地区
5. 対象ユーザー 一般のお客さま、法人のお客さま
6. 対応通信機器 PCカード型 NECインフロンティア製 「GX001N」
7. 通信速度 上り下り最大20Mbps
8. サービス内容 インターネット接続

契約期間の縛りが弱いUQ WiMAXと異なり、XGPは2年単位での契約が必要となり、契約期間中の解約金は9,975円(税込)が必要。

そのほか、UQ WiMAXとの違いを簡単にまとめるとこんな感じ。

WILLCOM CORE XGP UQ WiMAX
サービス開始 2009/10/1 2009/2/26
エリア 東京山手線内の一部より開始 東名阪を中心に拡大中
基地局数 251 3067
月額料金 4380円/月 4480円/月
プロバイダ料金 945円/月 なし
対応端末 PCカード型の「GX001N」 USB接続や、PC内蔵など多数。
上り最大通信速度(Mbps) 20 10
下り最大通信速度(Mbps) 20 40
備考 契約期間は2年単位。
期間中の解約は9,975円必要。
最低契約期間は1ヶ月。

※基地局数は8/22現在のデータ(参照元:memn0ck.com)

こうやって比較すると、契約期間が最低2年間必要なのと、PRIN代が別途発生してしまうのがUQ WiMAXと比べると難点かなぁ。

ようやくサービスが開始するXGPだけど、競合するUQ WiMAXと比較して、ユーザにわかる明確なメリットが打ち出せないと厳しいと思う。さらにUQ WiMAXだけでなく、来年後半から開始されるケータイキャリアのLTEとも競合するわけで、XGPはなかなか厳しい船出になるんじゃないかと予想。

年度末まで無料のキャンペーンへの受付は今日から開始しているので、気になる人は応募すべし。
WILLCOM CORE XGP(WILLCOM)

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