ちょっと気になったので、携帯電話3キャリアのパケット定額加入率をまとめてみた。
※計算対象となる時期が若干ずれていたり、公開されてない数字を推測で埋めた部分もあるので、あくまで大体の数字という事で(^ ^)
■携帯電話3キャリアのパケット定額加入率&加入者数
キャリア | 定額加入率 | パケット定額 契約数 |
---|---|---|
docomo | FOMA iモード契約数の43% | 1,900万 |
au | WIN契約者数の71% | 1,660万 |
SoftBank | 3Gユーザの50% | 1,000万 |
合計 | 4,560万 |
3Gサービスで先行していたauが他社より高いのは納得できるんだけど、docomoの契約率が思っていたよりも高い事に驚いた。
というのも、それまでは一律4,000円/月の料金だったdocomoのパケット定額プランの下限料金が下げられたのは、2008年の8月の事で、約1年前。
対してSoftBankの『パケットし放題』は2006年10月より提供がされているので、今から約3年前。
docomoに対して2年近くのアドバンテージがあるにも関わらず、パケット定額契約率の差は10%以下になっているのが意外だった。
#SoftBankの加入率、もっと加入率が高いと思っていたので…
携帯電話の契約数が1憶契約を超えているので、半数となる5,000万を超える日も近いのかな。
ソースは以下より。
- docomo
- au
- SoftBank
ドコモ、第1四半期減収減益も計画進捗は順調
「iPhoneはあきらめていない」と山田社長(ケータイWatch)
『定額サービスの利用率が向上』というスライドに、『パケ・ホーダイ契約率 43%』の記載あり。
※パケ・ホーダイ契約率 = パケ・ホーダイ契約数/FOMA iモード契約数
『FOMA iモード契約数』は明らかにされていないので、docomo全体の契約数に占めるFOMA/movaの割合を、iモード契約者数にかけて算出。
KDDI株式会社 2010年3月期 第一四半期決算(PDF)より
『1.5. WIN の状況』に、
・au全体の76%がWIN契約
・そのうち71%がパケット定額制契約
の記載あり。
2010年3月期第1四半期決算説明会概要
質疑応答に、以下の内容が記載されている。
パケットし放題の加入率は。
パケットし放題の加入率は3Gユーザ数の約50%です。加入率に特に大きな変化はありませんが、加入件数は徐々に増えています。また、平均パケット使用率も上がってきており、パケットし放題の上限に達する人も増えてきています。今後も、動画や音楽などのコンテンツが増えるとともにパケットし放題の加入者数も増え、上限に達する人の割合も増えていくでしょう。モバイルインターネット化を推し進めて行くことで、今後もパケットし放題の加入者が増えていくと思います。