mobidec 2009で発表されたiメニューの各種数字について、気になったものをピックアップ。
【mobidec 2009】
ドコモ原田氏が語る「iモード」の現状(ケータイWatch)
2007年4月以降、1日あたりのページビュー(PV)は1000万強で微増してきたが、リニューアルした頃から右肩上がりでPVが増加し、現在では1日80万PVのペースで成長。1日あたりの「iメニュー」PVは2000万に達するまでに成長している。
1日に80万PVのペースで成長って凄い…。
発表の中で公開された資料(写真)を見てもわかるように、iモードブラウザ2.0からは、『i』ボタンを押したときの挙動が、
iモードブラウザ1.0⇒iモード関連のメニューを表示
iモードブラウザ2.0⇒iメニューへいきなりアクセス
に変わった事で大きくPVが伸びている事がわかる。
ボタン一発でキャリアのポータルサイトに接続される仕組み自体は、その昔Vodafone live!時代から他キャリアでは実装されていたけれど、ワンボタンでキャリアポータルに接続できて、そっから検索が出来るのはかなり便利。
(ただ、iメニュー検索はちょっと使いづらいとは思ってたりするけど)
続いて、パケット定額の加入率について。
コンテンツ利用の土台とも言えるパケット通信定額制サービスを利用するユーザーの割合については、年齢別でデータが示された。高校生以下~大学生での利用率は9割に達し、ほとんど全員が定額制を利用する一方、30代以上は徐々に利用率が下がっている。ただ、過去1年の定額制ユーザーを年齢別に見ると、40代での利用が拡大しつつあるとのことで、「30代、40代は(定額制やコンテンツを利用してもらうには)ハードルが高い層ではないと思う。このあたりをコンテンツで引きつけたい」と今後の目標を掲げた。
高校生以下~大学生は9割に達するのは驚き。
高校生以下~大学生が9割に達する一方で、iモード契約ユーザ4,876万に対して、定額サービスの加入者はおよそ2,100万ぐらいなので、iモード契約者のまだ50%以下という事になる。
残りの半分をパケット定額に加入させるために、現時点で加入率が低い30代以上をターゲットとしたコンテンツ展開も重視するだろうなぁ。
パケット定額の加入率については、3キャリアの比較をちょっと前のエントリでまとめてみたので、ご参考まで。
iメニューのPVと検索利用動向がこれだけ伸びている。というのは興味深いデータでした。