12月1日から利用が可能となった、下り128Kbps/上り64Kbpsの専用アクセスポイント『mpr.ex-pkt.net』
このアクセスポイントを利用して、Treo Proの回線にしたり、ノートPCの回線にしてみたりと失敗を重ねながらも、色々実験をしてみたので、簡単にご報告。
- SIMロックフリー機、E71での利用
- F-01A⇔Vaio Type P
- F-01A⇔Treo Pro
- パケット通信中の音声着信
- ×パケット通信中のiモード利用
- VNCの接続
最も最初に試して、いちばんカンタンだったのがこの接続。
パケ・ホーダイダブル&mopera Uを契約したSIMを端末に挿して、APNを『mpr.ex-pkt.net』にすれば接続できた。
■設定方法
APN:mpr.ex-pkt.net
ID/PW:なし
※要mopera Uの契約
通信速度は速くは無いけれど、Gravityを使ったTwitterだったり、Opera Miniのようなサーバ側でデータ圧縮するタイプのWebブラウザを使う上ではそんなにストレスは無い。
F-01AをBT-DUNで接続し、Vaio Type Pのモデムとして接続。
『ドコモコネクションマネージャー』を使って接続した後に、Windowsの標準機能のダイヤルアップの設定をしてみた。
※ダイヤル番号を間違えたりして、定額じゃないAPに接続してしまった事も…。
■ダイヤルアップの設定
ID:空白
PW:空白
ダイヤル番号:*99***1#
■モデムの初期化コマンド
モデムの追加コマンド:+CGDCONT=1,”IP”,”mpr.ex-pkt.net”
Windowsの標準機能のダイヤルアップでお気に入りなのは、デスクトップに適当なショートカットを作成し、キーボードでのショートカットをアサインしておいた上で、ダイヤルアップの設定で、
『名前、パスワード、証明書などの入力を求める』
『電話番号の入力を求める』
のチェックを外しておけば、ショートカットキーからダイヤルアップを起動するだけで、勝手にダイヤルアップして接続が出来る点。
個人的にはこの使い勝手が最高だと思っているので(^ ^;
関連エントリ:イーモバイルやウィルコムのダイヤルアップを使いやすくする方法
F-01Aをモデムにして、数少ない『DUN-DT』対応しているTreo Proから接続してみた。
要領としては、以前のエントリで書いたように、Touch Diamondとの接続と同じように設定。
BTモデムとして使用している間も、音声通話は可能。
出先でノートPC用n回線として使いつつ、電話する時にも使える(^ ^)
音声通話は可能だけれど、BTモデムとして利用しながら、iモードなどのパケット通信は利用することが出来なかった。
ちょっと疎かったりするんだけど、docomoのデータ定額には一部ポート制限があるものがあるらしいんだけど、このAPを使った接続で問題なくVNCの接続が出来た。
普段からVNCを使うようなことはしてないんだけど、『イザ』という時がきたらVNCも使えちゃうのは助かるかも(^ ^)
ちなみに、オンラインで料金確認した結果も掲載。ちゃんと定額になってる。
#ダイヤルアップする番号を間違えていたことがあって、400円ほど無駄なパケットを発生させてしまった…(^ ^;
料金面の話をすると、毎月パケホーダイ・ダブルの上限金額(非フルブラウザ)に達している僕としては、追加となるコストはパケット上限金額の1,500円と、mopera U利用料の300円の合計1,800円/月となる。
この金額でPCとも接続できて、しかもdocomoのエリアが利用可能な点は、『イザ』という時に役立つ気もするんだけど、その『イザ』がいつ訪れるか?
と考えると、他の回線としてイー・モバイルだったり無線LANがある中で、それほど利用する機会があるのかな?と冷静に思ってみたりもする。
理想的な使い方としては、普段は日本製ケータイに挿してあるSIMを経由して、好きなスマートフォンのモデムとして使いたい。という使い方があるんだけど、
・BT-DUNでの接続
BT-DUNのクライアント側になれるスマートフォンは少ない。
(Treo ProとWILLCOM 03ぐらいしか知らない…)
・無線LANでの接続
無線LAN搭載のdocomoケータイはかなり限られていて、消費電力面でもBTより不安。
という問題があって、今のところ『これだ!』という感じの使い方が思い浮かばない…(^ ^;
とは言え、利用の幅が広がったこと自体は大歓迎。とりあえず12月の間、めいっぱい使い方を考えてみよう(^ ^)